日本の神様
太安万侶
(おおのやすまろ)
「古事記」の編纂者のひとり
飛鳥時代から奈良時代にかけての貴族です。
和銅5年(712年)に
「古事記」を天皇に献上しました。
別名
安麻呂
古事記では
本文では、このように登場しています。
臣下である安万侶が申し上げます。そもそも、天地が一つに分けれていない、初めの状態が、やっと凝り固まりましたが、気も形もいまだに現れていませんでした。ですから、名づけようにもすべもなく、誰もその形を知りませんでした。しかし、初めて天と地が分かれ、三柱の神が、天神の始まりとなりました。
和銅4年9月に元明天皇から稗田阿礼の誦習する「帝紀」「旧辞」を筆録して、史書を編纂するよう命じられ、「古事記」を和銅5年(712年)に天皇に献上しました。
祀る神社
多坐弥志理都比古神社・境外社・小杜神社
(奈良県磯城郡)
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