リートリンの覚書

122・日本の神様・甘美内宿禰・真根子


122・日本の神様

・甘美内宿禰
・真根子


甘美内宿禰
(うましうちのすくね)


武内宿禰の弟


別名


味師内宿禰
味内宿禰


「日本書紀」では


日本書紀 巻第十
本文では、
このように登場しています。

“武内宿禰の弟の甘美内宿禰が、兄を廃したい欲い、天皇に讒言して、”

応神天皇9年夏4月、
武内宿禰を筑紫に派遣し、
百姓を観察させました。

その時、
武内宿禰の弟である甘美内宿禰は、
兄を陥れるために、
武内宿禰は天下を取ろうという
下心がありますと、
天皇に讒言(ざんげん)しました。

そこで、
天皇は武内宿禰を
殺そうと使いを遣わしました。

武内宿禰は嘆きました。
ここで壱岐直(いきのあたい)の祖、
真根子(まねこ)という者がおり、
その者の容姿は大変武内宿禰に似ていました。

真根子は冤罪で武内宿禰が死ぬのを惜しみ、
自分が身代わりになりますといい
自害しました。

武内宿禰は密かに朝廷に赴き、
天皇に罪がないことを弁明しました。

天皇はどちらの言葉が正しいのか
是非を決めるのが難しく、

天神地祇に請申して、
探湯(くかたち)をさせました。
武内宿禰が勝ちました。

武内宿禰は弟を殺そうとしましたが、
天皇が許すように命令しました。

そして、
甘美内宿禰を紀直らの祖に
奴隷として与えました。


祀る神社


内神社(京都府八幡市)


壱伎直祖真根子
(いきのあたいがおやまねこ)


壱岐直の祖


別名


真根子命(まねこのみこと)


「日本書紀」では


日本書紀 巻第十
本文では、
このように登場しています。

“ここで、壱岐直の祖の真根子という者がいました。その人となりは、武内宿禰に似ていました。”

壱岐直(いきのあたい)の祖です。

応神天皇9年夏4月、
武内宿禰を筑紫に派遣し、
百姓を観察させました。

その時、
武内宿禰の弟である甘美内宿禰は、
兄を陥れるために、
武内宿禰は天下を取ろうという
下心がありますと、
天皇に讒言(ざんげん)しました。

そこで、
天皇は武内宿禰を殺そうと
使いを遣わしました。

武内宿禰は嘆きました。
ここで壱岐直の祖・真根子という者がおり、
その者の容姿は武内宿禰に大変似ていました。

真根子は冤罪で武内宿禰が死ぬのを惜しみ、
自分が身代わりになりますといい
自害しました。

武内宿禰は大いに悲しみましたが、
密かに朝廷に赴き、
天皇に罪がないことを弁明しました。

天皇はどちらの言葉が正しいのか
是非を決めるのが難しく、
天神地祇に請申して、
探湯(くかたち)をさせました。
武内宿禰が勝ちました。


祀る神社


真根子神社(福岡県福岡市)
壱岐神社(福岡県福岡市)



勉強途中ですので
新しい知識を得た場合
随時更新予定です。


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