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リートリンの覚書

名所江戸百景を訪ねて 第7景 「大てんま町木綿店」


名所江戸百景を訪ねて


名所江戸百景
第7景 「大てんま町木綿店」



大伝馬町一丁目は木綿問屋が軒を連ねていました。

手前から田端屋、升屋、嶋屋です。
田端屋の暖簾は短く描かれており、店内の様子を見ることができます。

通りを歩く二人の芸妓がお供の小女を連れて歩いています。


大伝馬町
(おおでんまちょう)


東京都中央区の地名です。

江戸最古の町の一つで、日光・奥州街道で賑わいを見せた表通りの町です。

江戸初期荷物運送の伝馬役が置かれたことから、この地名が生まれました。

江戸時代には、呉服問屋、木綿問屋、旅籠屋が軒を連ねており、往時、「木綿店」と称された一角には、江戸時代には木綿問屋が74軒ありました。



描かれた場所は
現在どのようになっているのでしょうか?
訪ねてみました。





最後に

かつての大伝馬町一丁目付近で撮影してみました。

軒を連ねていた木綿店ですが、その姿は消え、現在は、ビルが建ち並んでいました。

しかし、作品には描かれていませんが、田畑屋の向かいにあった小津屋は現在も同地で営業しています。



江戸時代の名残を見つけ、ホッとしました。小津和紙さんにはずっとこの地で頑張って頂きたいですね。





参考
Wikipedia
太陽の地図帖 広重「名所江戸百景」の旅

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