末吉不動は 真福寺というのが正しいのですが、
末吉不動と呼んでいます。
梅の花を見ようと思い、出かけたのは3月23日の事でした。
お不動様の門の脇に、
准秩父観音霊場三十四札所 御開帳のポスターが貼って有りました。
御開帳の期間は、
平成26年(午歳)の4月10日から30日の21日間、各日とも午前九時~午後五時となっています。
末吉不動には、豆まきの時に来たくらいで、
何も知らなかったので良い機会だと思い調べてみました。
准秩父観音霊場三十四札所 御開帳のことは、
HPが出来ていて詳しく掲載されていました。
神奈川県川崎市の東部及び中部から 横浜市北東部にかけての、
多摩川と鶴見川にはさまれた地域周辺に点在する34の寺院、庵、御堂などからなる霊場だそうです。
各々は札所と呼ばれ、宗派や安置する観音様はさまざまで、
観音様の御加護、ご利益を願って多くの巡礼の方々が霊場を訪れています。
札所巡りは、初めは僧侶による巡礼行でしたが、
後には庶民の間に観音信仰が広まり、
霊場巡りが盛んにおこなわれるようになりました。
特に、江戸時代には、三大霊場にならって、それぞれの地方に独自の観音霊場が成立しました。
この 准秩父観音霊場もその一つで、
1番札所眞福寺に残っている記録によると、
1810年には既に始まっていたようです。
札所のご開帳は明日からです。
門を入って石段を上って行くと集会場の前に広場があり、
右へ行くとお墓、
左へ行くとさらに2方へと道が分かれています。
門を潜ると左手にあるのが不動の滝
この日は水量が少なめでした。
さらに石段を上って行くと
本堂の裏へ回ります。
ここは、工事中とかで長い間 入れなかったところです。
不動塚があるらしいので行ってみました。
これが、不動塚なのでしょうか。
不動像のほかにも石が建っていますが、
確認できませんですね~。
この裏山には慈覚大師による手植えの松があったといわれ、
松は天保のころ枯れてしまったそうですが、
その跡に不動明王降臨霊跡の碑が建てられていると言っていました。
これは刻まれた年号を見ると、平成になってから建てられたもののようです。
削られているような気もしますね。
ここには長い間 入れなかった事を考えると、
大震災や台風で倒されていたのではないかと思います。
入り口近くまで戻ってきました。
ここにも石仏が数体あるのです。
御開帳の期間には必ず1度は訪れたいと思っています。
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