そして神戸再訪へ

　今週末に再び神戸を訪れる予定だ。　前回は海側を中心に動いていたのだが、次は山側だ。　山側の神戸を目指すのは、自分にとって更に久しぶりとなる。

　今日は暦の上で「大寒」。　名に違わず、好天ながら寒い。
　近所を自転車で走っていたら、母娘と思しきお二人が完全防備の冬装束で歩んでおられた。　娘らしき人が年配の女性と腕を組み、ゆっくり歩を進めている。　年配の人は静かに言う。
「百貨店の中とかに居ればいいけれど、外は寒いからねぇ」
　僅かな言葉を気さくに交わしながら、互いの体温を確めるように身を寄せて行く様に、場所の温度が高く感じるのは見せかけでない信頼感か。

　来週も全国が平年並みもしくは下回る気温が予想されている。　インフルエンザも流行している。
　皆さま、どうぞご自愛を。　せめて人間同士の温かさを一つでも多くみつけられますように。　懐かしの地を訪れて、何かを私も探してこようと思っている。