まだ購入前の書籍について、いずれ読書感想をアップする旨の宣言をしてよいものやらどうやら……
やっちゃえ!
最近、書評家の倉本さおりさんが書いておられた紹介文を読んで急きょ買う気になったのが、羽田圭介著『スクラップ・アンド・ビルド』。
又吉直樹著『火花』に隠れて少々気の毒な扱いをされていた芥川賞受賞作品である。 又吉ファンや『火花』に好感を持った方には申し訳ないが、もしも自分が読むとしたらコッチのほうでしょ、と同時受賞時から考えていた。
『火花』に関してであるが、導入部の必死さに比べて筋立て全体の安直さと「起承転結」の「結」にズッコケる思いだった為、購入を見合わせている。 “往時臭”芬々たる冒頭部分を見ただけで涙ぐましいほどモタツキ感が酷い。 恐らく又吉本人が飾り気の無い文体で書けた箇所は、興が乗って筆も進んだのではないか。
さて、『スクラップ・アンド・ビルド』は如何なる感想文になるのであろう。
イベントと旅行があるから、ざっと1ヶ月ほど待って頂ければ間違いなくアップできているかと……
あ、可能な限り急ぎます!