夢の人

心はいつまでも子供のまま。生活感無き こだわり人は、今日も夢を追いかけて多忙です。

鉄板焼きのこと

2007-11-28 01:02:38 | Weblog
 我が家で久しぶりに鉄板焼きを食した。
鉄板焼きと言っても、実質はホットプレート焼き。
食材は牛肉、キャベツ、ピーマン、とうもろこし、じゃがいも、人参、玉ねぎ、椎茸等。
これを始めると何故だか食べ方が「それっ!」になる。
別に誰かに取られそうだから急ぐなんてわけでもないのに、次々とホイホイ焼いては、せわしない食べ方になってしまう。
今日などは敢えて「ちょっと、ゆっくり食べよう!」と自ら宣言する始末である。

 食べ物にまつわる思い出は様々あるものだが、鉄板(ホットプレート)焼きには楽しくない記憶が残っている。

 或る冬の夜、実家で両親とホットプレートを囲んで「いただきます」となった途端、電話が鳴った。
電話の内容は、父親が当時勤めていた小企業の会長が急逝したというものだった。
しかも、病院でも会社でもない場所での突然死に近い状況で、何をどうすれば良いものやら他の従業員は途方に暮れていた。
親戚でも何でもないけれど公私共に会長の右腕だった父は、即座に寒空の下を大急ぎで出て行った。
 残された母と私は、かなり興奮した頭で言葉を交わしながら、父からの連絡を待った。
現在のように携帯も無い時代、固定電話が鳴るのを待つしかなかったのである。
時間が過ぎ、“程よく焼けて冷えた”肉や野菜をボソリボソリと食べ終わって暫く経った頃、ようやく電話がかかってきた。
会長の逝去に事件性はなかったものの、後々の事を差配せねばならず、まだ時間が掛かるとのこと。
結局、朝方まで父は空腹を抱えて奔走する破目になった。

 その父も泉下の人となって4年近くになる。
これまた事件性が全くない病没だったにも拘らず、傍らの警察の人達に監察医と間違われた私は外科医の孫であります。



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【速報】日本サッカー 北京オリンピック出場決定

2007-11-21 21:28:32 | Weblog
 反町JAPANがサウジアラビア戦0-0で引き分け、4大会連続のオリンピック出場を決めた。
当ブログ恒例の速報(ほとんど遅報だけど)。

 闘病中のオシム監督に届け!



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秋の連ドラ2本について ~後編~

2007-11-19 23:58:39 | Weblog
 さて、秋の連ドラ2本目は 『医龍 Team Medical Dragon 2』。

 故・永井明の原案コミックのドラマ化作品として、2006年4月に初作が放映された。
現在放映中のものは続編にあたるが、今作はコミックとは別のオリジナルとして製作されている。
主人公を演ずる坂口憲二は、某缶コーヒーのCMに登場する人と同一とは到底思えぬカリスマ性を漂わす。
敵役の岸部一徳に至っては、俳優として最高の時を迎えているのではないかという程の迫力で、面妖な役どころを演じきっている。

以下は再び超個人的意見――
『医龍』前作及び今作共に、「七人の侍」形式と言えよう(まぁ、「荒野の七人」形式でもいいですがネ)。
人格・頭脳・技術において優れたリーダーが、くせ者揃いのチームメンバーを順番に集めてゆく恰好だ。
その過程が丁度1回毎の放送分というわけ。
それを集約した上で、前作では最終回近くでグッとくる “うっちゃり”が用意されており、TVに向かって快哉を叫びそうになったが、続編ではその辺りがどうなるか楽しみである。


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秋の連ドラ2本について ~前編~

2007-11-16 23:58:56 | Weblog
 この秋の連続ドラマで、毎週観ているものについて。 ちなみに2本共同じ局だが、他意はないので念の為。

 まず1本目は高視聴率をマークしている 『ガリレオ』。
もう既に随処で話題になっているから、改めてストーリーや主人公に関して此処で語るのは不要と思う。
東野圭吾の「探偵ガリレオ」と「予知夢」が原作だが、8月にシリーズ累計160万部だった小説が先月には280万部を突破したという売り上げ急増が、番組人気の高さを物語る。
以下は超個人的意見――
テーマ曲「知覚と快楽の螺旋」が格好良過ぎるぐらいにカッコイイ!
鋭く尖ったギターの旋律が耳に貼りつく。 古い言い方になるがシビレる☆
福山雅治の “閃きシーン”も然ることながら、落ち着いたアレンジ・バージョンも心地よい。

 俳優陣では、毎回ゲストが目玉的に登場する中、初回の唐沢寿明と第4回の香取慎吾が卓越していた。
殊に香取慎吾は意外?な不気味さと男の色気とを以て犯罪者を好演し、新たな境地を見せている。



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【速報】サッカーAFCチャンピオンズリーグ 浦和優勝

2007-11-14 21:51:01 | Weblog
 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグの決勝戦(浦和レッズ×セパハン)が埼玉スタジアムで行なわれ、つい先程史上初、悲願のアジア制覇が成し遂げられた。
 勝利した浦和は、12月7日から日本で開かれるクラブワールドカップにアジア代表として出場することになる。

以上、当ブログで稀に書かれるスポーツ速報でした!



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まだまだ勉強中

2007-11-09 23:20:49 | Weblog
 「教うるは学ぶの半ばなり」という言葉がある。
誰かに物事を教えるうちに己も更に深く学ぶ余地ありの意と解釈している。

 ここ数ヶ月来、私の得意分野の一を質問してくる人(仮にA君としておこう)がいて、お蔭で改めて「教える難しさ」と「学ぶ楽しさ」をコチラが感じているのだ。
 A君はスポンジの如く吸収する年頃の真っ只中で、熱心且つ素直な性格、それに非常に論理的である。
教える側としては、文章による説明を展開する上で、細かい所や専門的な内容まで突っ込んでゆかねばならない。
そこで、どう書けば正しく理解して貰えるかを考えるのも然ることながら、「ん? どうなんだろ?」と調べる場合も少なくない。
思わぬ収穫・発見に出会って、「ほほう」と唸ることもしばしば。
覚えるとは楽しい事だと、全く久しぶりに感じている。
ありがとう、A君!

但し、推理小説を書く貴殿のせいで私の携帯メールの中身は――

どんどん恐ろしくなってます。



∽∽∽画像はライトアップされた大阪城。 デジカメまだまだ勉強中∽∽∽



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偽?疑?欺?

2007-11-05 22:35:50 | Weblog
 早くも2007年を表す漢字について考えてみる。 ちなみに、2006年を表す漢字は「命」だった。
本年は産地や製造日の不正表示を始めとした偽装や改ざんが相次いだことから、「偽(にせ)」とか「疑(うたがい)」とかが頭をよぎる。
双方の「ギ」という音読みから派生すれば、「欺(あざむく)」の字も有りか?

 京阪神地区中心に展開する “ブランド的”スーパーマーケットは以前、産地偽装食品を掴まされ、当該商品を撤去した。
 と、ここまで書いてきて、家具の不正表示のニュースを発見。
今度は首都圏において、或るデパートで中国製家具がイタリア製として販売されていたとのことである。
先月も他デパートで同様のトラブルがあり、再び店舗側が仕入れ先を調査するようだ。
家具よ、お前もか。

 製造→販売→購入の過程で、「偽」「疑」「欺」の字がギスギスと踊っている。



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ピーターパンではない

2007-11-01 01:22:04 | Weblog
 この下の日記(10/30付)の中に出てきたのは『ピーター・ガン』。
似ているけれどピーターパンではない。
そんなの知ってるわいって? これは失礼をば致しました。

 『ピーター・ガン』は昭和30年代に放送された外国TV番組で、私立探偵のピーター・ガンが活躍する物語。
【夢の人】筆者は年齢上不可能なので(この点を強調しておこう)観ていない。
しかし、ヘンリー・マンシーニによる主題歌は、あまりにも有名である。
ヘンリー・マンシーニ!
その手による綺羅星の如き映画音楽のタイトルを目にすると、感動で心が満ちてゆく。



∽∽∽画像はまた城ホール。 夕空のグラデーションが美しかったので撮影∽∽∽


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