2022年7月8日の朝、第一報を知人に伝える私の声は微かに震えていた。 極度の緊張からくるものだった。
絶望しか伝わって来ない文字列を、悪い夢の中にいるような気持ちでみつめていた。 ややあって冷静になった後はひたすら怒りがこみ上げてきた。
あの日から二週間以上が過ぎて、JFK暗殺を彷彿とさせるこの事件を思考停止してしまわずに考えられるようになった。
政治ブログではない当所で深く掘り下げた内容を述べるのは相応しくないが、もう少々だけ日を置いてから私見を綴る機会があると考えている。
7月23日付の産経新聞に掲載の『花田紀凱の週刊誌ウォッチング』から以下を抜粋引用する。
“で、里見さんの結論。 〈しばらくは「政治家・安倍晋三」の評価については、差し控えた方が良いと思う。何事によらず、頭に血が上った状態で判断を下すべきではない(中略)掌をくるくるひっくり返すのに忙しいメディアも少しばかり黙って、今は静かに哀悼の意を表すべき時である〉 胸がすく。”
正にそのとおり。
今夕は七夕であったが、曇り空且つ光源の多い当地は天の川どころか、最も明るい星も見えず。
そこで見出し画像のプロジェクトで七夕気分を味わった。
『GINZA 456』にて開催中の “みんなの願いをつないで託すデジタル星空観察「願いツナグ星空」”というもので、実はつい最近に大規模通信障害を起こした例の企業が主体なのだ。
通信障害以前にスマホから参加しており、神社仏閣にて少ないお賽銭で山のように願い事をする笑い話よろしく、ホイホイと「願い星」を作って遊んでいた(ちなみに無料)。 そこでブログ用にと本日サイトを再訪し、新たな星を作製した画像をダウンロード。
ところで、件の企業だけど「願いツナグ~」どころじゃなかったよねぇ。 筆者は通信手段を分散しているのと、急用等でどこかへ連絡する必要が無かったから良かったようなものの、けっこうエライ目に遭った方々が居られた模様だ。
どの携帯会社についてもだが、ユーザーがキャリア分散したりポケット型WiFiを使ったりといった自己防衛策に甘んじて頂きたくない。 台数減少の一途を辿る公衆電話に縋って大混雑したと聞く震災時の混乱状態を、各携帯会社の社員さん達が全く味わわなかった筈ないのだから。