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OSAMUの写真記録

久しぶりのINAXライブミュージアム

撮影日:2021年8月26日

何かと議論を呼んだ2020東京オリンピックが終わり、今はパラリンピックが開催されています。
そのエンブレムをデザインした美術家の野老朝雄氏と建築デザイン事務所<noiz>がコラボした、「DISCONNECT/CONNECT 【ASAO TOKOLO×NOIZ】幾何学紋様の律動、タイリングの宇宙」がINAXライブミュージアムで開催されており、久しぶりに訪れてみました。
野老氏はシンプルな図形で平面を隙間なく埋め尽くす「タイリング」の世界で、幾何学による無限の連続性やさまざまな展開性を特徴とする模様を数多く生み出しており、まさにタイルとはベストマッチだと思います。

1)限られた形を組み合わせることにより多くのバリエーションを生み出すことができます。


2)同じパターンを大きさを変えて何種類か用意すると、


3)動きのあるパターンを生み出せます。
下のパターンはオリパラデザインの基になっている形ですね。


4)noizが手がける展示空間
野老紋様独特のパターンやルールを活かしたタイルが多彩に展開されている。


5)上下水平の境がよくわからなくなり、不思議な感覚になります。


6)様々な形や色のタイルを組み合わせた空間作りはイスラム教と共に広がり、ヨーロッパに伝わり現在のタイルに繋がっています。


7)組み合わせは無限にあるかと思いますが、皆が支持してくれるデザインには何か共通するものがあるのでしょうか。


8)東京2020パラリンピック聖火セレブレーション「桜の集火台」


9)常滑市がLIXILと協力し、ユニバーサル・ラン<スポーツ義足体験授業>を通して多様性について学んだ小学生と障がいを持つ方123名が桜の花びらを模したやきものに釉薬を塗るワークショップを開催。
できあがった花びら159枚をまとった「桜の集火台」として、聖火リレートーチをデザインした吉岡徳仁さんがデザインしたもの。


10)クレイペグという粘土で作った円錐を壁に埋め込み、底辺を見せる手法で構成した壁面


11)二階に上がる階段のステップ


12)アメリカ製のタイル
レリーフの深さでできる上の釉の厚さによる濃淡で作られる絵の完成度が凄いと思います。


13)有名食器メーカーであるミントン社製のタイル
食器とのデザインの共通性を感じますよね。


14)裏側にしっかり刻印が見えます。
その奥のタイルはウェッジウッド製です。


15)赤絵釉上彩陶板「八仙」の一人、「張果老」(中国清時代)
八仙とは男7人、女1人で構成される幸せの神々。
賑やかな宴で早くコロナ禍を吹き飛ばして欲しいです。


ライブミュージアムで見ることができた花たちです。
16)ヤブラン(藪蘭、キジカクシ科ヤブラン属)
紫色の花弁に黄色の蕊が綺麗です。


17)ルリマツリ(瑠璃茉莉、イソマツ科ルリマツリ属)
これは年々広がっているように思います。


18)サルスベリ(百日紅、猿滑、紫薇、ミソハギ科サルスベリ属)
学生時代に漢字と読みを覚える時には、猿の赤いお尻を思い浮かべていました。
花が咲く期間が長いからだったんですね。


19)ハナトラノオ(花虎の尾、シソ科ハナトラノオ属)
ほっといても勝手に増えるそうです。


ここで偶然以前の上司に合いました。
もう80歳を超えていますが、今も働いていらっしゃるそうです。
定年を過ぎても働けるところがあれば良いなと思います。
何か打ち込めることがあればもっと良いと思います。
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