学びの時空へ

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「関西文化の日」14日(土)・15日(日)

2020-11-09 22:33:42 | いろいろ
 今月の14日(土)・15日(日)、関西地方の多くの博物館・美術館などの入館料が無料になります。この機会に美術品の鑑賞や歴史の学習で一日を過ごすのもいいでしょう。
 近鉄電車を利用する場合は、「1dayおでかけきっぷ」で割安に出かける方法もあります。乗車前日以前に購入する必要があります。

関西文化の日とは(関西文化.com)

「1dayおでかけきっぷ」(近畿日本鉄道)


映画「いつでも夢を」、そして目の輝き

2020-11-01 18:23:05 | いろいろ
 マスク着用が日常化してかなりの時間が経過しました。以前より口数も少なくなった人びとの目からますます輝きが消えているように感じるのは私だけでしょうか。
 思い出すのは昔の青春映画「いつでも夢を」(野村孝監督、1963年)です。吉永小百合の目はまぶしいくらい輝いていました。定時制高校生たちからは、ひとりひとりを大切にしたという思いに根ざした連帯感が伝わってきます。生徒たちが「寒い朝」(私の好きな歌のひとつです)を歌いながら下校する場面は心に残ります。
 「空気」を読みながら、情報機器でなんとか友だちとつながろうとしている今の子どもたち。浜田光夫と橋幸夫が殴り合いの喧嘩をして友情を深める場面などは別世界の光景かもしれません。

映画「いつでも夢を」 NIKKATSUチャンネル

いつでも夢を~寒い朝 吉永小百合

「冷たい」社会の中で「息苦しく」生きる子ども、若者

2020-11-01 18:18:48 | 子どもの生きづらさ
 日本は他の国々と比べて、「自分自身に満足していない」「将来に希望がない」と答える子ども・若者が明らかに多いという調査結果があります。ユニセフの調査によると、日本の子どもの精神的な幸福度は38ヶ国中37位です。
 「見知らぬ人、あるいは、助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」という国際的な調査では、日本は最下位レベルとなっています。
 今年はCOVID-19の感染者やその関係者が非難、攻撃される事例がたくさん見られました。また「生活保護受給者には10万円給付金を支給するな」というバッシングもありました。昨年はホームレスの方が災害時に避難所の利用を拒否されたことが問題になりました。

 長期間の休校や「コロナ対策」のストレスなどで子どもたちのメンタルヘルスが悪化しています。今、子どもたちは、将来に夢や希望をもちにくいまま「息苦しく」生きているように感じられます。

若者の自己肯定感、国際比較で最低水準…子ども・若者白書 リセマム 

日本人は、実は「助け合い」が嫌いだった…国際比較で見る驚きの事実 坂本治也

子どもの「精神的幸福度」37位の、日本。救いの手が差し伸べられる日は来るのか   雨宮紫苑

子どもたちの生きづらさ(1)

2020-10-29 22:32:33 | 子どもの生きづらさ
 子どもの自死が大きな問題になっています。昨年度の小中高校生の自死者は300人以上です。ここ最近もさらに状況は深刻化しているようです。

 「小学4年生から中学3年生の子どもの16%がこの1週間に自殺や自傷を考えた。」弘前大学などが昨年、青森県で実施した調査の結果です。

 子ども社会での「いじめ」も深刻な状況が続いています。文科省の調査によると2019年度の学校での「いじめ」の重大事態案件は723件で、前年より121件増加しています。

いじめ 不登校 暴力行為 過去最多 低年齢化も  NHK

小・中・高校生の自殺 2年連続300人超 NHK

10代女性の自殺、8月は去年の約4倍 コロナ禍で何が 朝日新聞

息苦しくないですか COVID--19をめぐって

2020-08-23 21:58:11 | COVID-19に関連して
 私が住んでいる地域も厳しい残暑が続いています。この季節をマスクを着用して過ごした経験もなく、余計に生理的な息苦しさを感じます。
 「うつらない、うつさない」というスローガンめいた言葉が行政から発信されています。「感染してはいけない」ということが社会規範のようになっていないでしょうか。日本では、「感染するのは自己責任」と考える人の割合が他国に比べて高いそうです。感染した方やその関係者が非難されされたり、脅迫されたりする事例もいくつも報道されtいます。多くの人たちは「もし自分が感染したら、どのような扱いを受けるだろうか」という不安も感じて心理的に息苦しくなっているのではと思います。
 私たちはこうした息苦しさからいつか解放されるでしょうか。そうしたことを最近は考えています。