気になること&【子供を放射能から守る会@かごしま】

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川内原発ストレステスト

2012年01月03日 | 原発
ストレステストの進捗状況 【原子力安全・保安院HP】

東京電力株式会社福島第一原子力発電所における
事故を踏まえた川内原子力発電所1号機の安全性に関する
総合評価(一次評価)の結果について(報告)


東京電力株式会社福島第一原子力発電所における
事故を踏まえた川内原子力発電所2号機の安全性に関する
総合評価(一次評価)の結果について(報告)



西日本新聞夕刊 H24年1月4日
九電 評価書転記ミス 玄海、川内原発3基
2012年1月4日 14:14 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
 九州電力が国に昨年12月提出した玄海原発(佐賀県玄海町)2号機と川内原発(鹿児島県薩摩川内市)1、2号機の「安全評価」の1次評価について、報告書を作成する際にデータの転記ミスが数カ所あったことが4日、分かった。同社は「評価結果に影響を及ぼすものではない」としている。
 九電は4日に経済産業省原子力安全・保安院のほか、佐賀、鹿児島両県など原発立地自治体に報告した後、公表する予定。
 保安院は「重大なミスではなくても品質管理上の問題は大きい」(原子力安全技術基盤課)としており、再稼働に向けたスケジュールにも影響が出る可能性がある。
 安全評価は東京電力福島第1原発事故を受け、政府が欧州のストレステスト(耐性評価)を参考に導入。関西電力の大飯原発3、4号機や北海道電力の泊原発1号機など計11基の1次評価が提出されているが、転記ミスが見つかったのは今回が初めて。



毎日新聞 H23年12月16日 西部夕刊
鹿児島・川内原発:プレハブに冷却ポンプ 耐震性乏しく、ストレステスト影響も

 九州電力が福島第1原発事故を受けて川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)に緊急配備した、原子炉冷却用の仮設ポンプについて、耐震性の乏しいプレハブ建屋に保管していることが分かった。九電は14日に同原発のストレステストの1次評価結果を経済産業省原子力安全・保安院に提出したが、保安院は「地震で建屋が倒壊し使えないと判断されれば審査には通らない」と話しており、評価結果に影響する可能性もある。
 15日の鹿児島県議会原子力安全対策等特別委員会で、参考人として出席した古城悟・川内原子力総合事務所長代理が「(建屋は)耐震性をしっかり持たせたものではない。(地震で)壊れても、壊れた建物を取り除くことで中のポンプは使用できる」と答弁した。
 九電によると、建屋は軽量鉄骨の平屋のプレハブ。その中に金属製のコンテナがあり、さらにその中にポンプを収納している。ポンプは来年3月までに耐震性のある建屋を建築して移すという。
 国は3月、緊急安全対策の実施を各電力会社に通知。九電は津波が到達する可能性の低い海抜27メートルの高台に仮設ポンプなどを配備した。ストレステストでは、こうした設備が地震や津波に襲われた際に実際に稼働させられるかも審査。特別委でこの点をただした遠嶋春日児(はるひこ)県議は「机上の空論ではないか」と批判した。【山崎太郎】


鹿児島 毎日新聞 2011年12月15日 地方版
川内原発:ストレステスト1次評価 九電、原発の安全性強調 副社長、県危機管理局長に説明
 ◇薩摩川内市長「国の審査結果待つ」

 九州電力が川内原発1、2号機(薩摩川内市)のストレステスト1次評価を原子力安全・保安院に提出したことに合わせ、山元春義・九電副社長が14日、県庁を訪問。平田浩和・県危機管理局長に報告書を手渡した。山元副社長は「福島第1原発事故後に講じた緊急安全対策が(従来の防護措置の信頼性向上に)有効に機能すると確認された」などと述べ、安全性を強調した。【山崎太郎、宝満志郎】
 報告書は約1200ページあり、山元副社長は約10分間、内容について説明した。訪問後、山元副社長は「1次評価によって安全性が定量的に評価できた。国の(審査の)進捗(しんちょく)状況を見ながら、地元の皆さんに分かりやすく説明をしていきたいと思う」と話した。
 平田局長は「報告書の内容は国が審査する」としたうえで「国がいかなる条件の下で安全性を確認するか、現時点で基本的な考え方が明らかになっていない。国の動向、考え方を注視していきたい」との考えを示した。
 15日には県議会原子力安全対策等特別委員会に山元副社長が参考人として出席し、内容について改めて説明する。
 九電によると、川内原発周辺で地震が起きた場合、最大540ガル(揺れの強さを表す加速度の単位)の揺れがあると想定している。ストレステストの結果、原子炉は1号機で1004ガル、2号機で1020ガルまで耐えうることが分かり「想定を超える地震に対して十分な安全性を有している」とした。
 07年の新潟県中越沖地震では、東京電力柏崎刈羽原発3号機のタービン建屋1階で最大2058ガルを記録している。
 また、薩摩川内市には九電川内原子力総合事務所の古城悟所長代理が訪問。報告を受けた岩切秀雄市長は玄海原発(佐賀県玄海町)3号機の1次冷却水漏れの地元連絡が遅れたことに「九電としては今一番、国民の信頼を得なければいけない時期。どんなことがあっても即連絡をするという約束になっている訳だから、万一、川内原発で何かあったら、絶対に即報告するよう願う」と強く要望した。
 また市長は報道陣に、川内原発の安全性や再稼働について「国の審査結果を待たなければ、先に進まないと思う」と国の判断を慎重に見守る考えを述べた。報告が提出されたことには「(再稼働に向けた)一つの手順がクリアされたのかなと思う」との見方を示した。



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