ぶらり江戸散歩

はんなり日記

紫蘇ジュースに挑戦

2013年08月25日 12時09分48秒 | グルメ
久しぶりに涼しい朝。 曇りで雨も少し降っていた。

農家のおばちゃんが野菜を売りに来る、朝市、 季節の旬の野菜や果物を毎週売りに来ている。 ルリちゃんの散歩で毎回通るので毎週新鮮な野菜をここで買う。 今日は赤紫蘇が売られていた、 買いに来ている人たちともすっかり顔なじみになり、名前は知らないが毎週お会いして、作り方、食べ方を教えてもらったり。 ちょっとした社交場になっているかもしれない。

そんな折に 赤紫蘇の葉があり、紫蘇ジュース作って見たら~、との意見に奮起して作ることに。
作り方を教えてもらい買って帰った。

葉っぱだけを取り、 お湯で5分から10分煮る。 葉っぱを濾して、その中にクエン酸、なければお酢でも良い、お砂糖、を入れお砂糖が溶けたら好みでレモン汁を入れる。 たったこれだけ。 30分もしない間に綺麗な紫蘇ジュースが出来上がり。


原液に氷を入れて。


お水で薄める。


ちょっとお洒落にワイングラスに入れてみる。 にわか ロゼワインみたい。  

炭酸で割るとシュワーッと これまた爽快! 皆様、どうぞお試しあれ!


大変な事に!! 三味線のネジが折れてしまった。

2013年08月21日 15時51分13秒 | お稽古
夏休みの間、三味線のお稽古をしていた。 翌日が先生とのお稽古ともあり、おさらいを熱心にしていた。

やっと曲らしいメロディーが弾けるようになった気がして、我ながらちょっと嬉しくなり、一時間以上練習をしていた。 そろそろ終わりにしようか、と思い弦の音調を直していたらどんどん音が崩れ、正しい音が取れなくなり一生懸命ネジを回しながら糸が止まるように直していたら、 ボキッ、と回していた3弦目の糸巻きネジが折れてしまった!!!  エエエェー! うっそー でしょう。。

しかし、手をみるとボキッと折れてしまったネジが左手にあるのだ。 

本来のお稽古姿。 きちんと3本の糸巻きネジが見える。


ところが 無残にも一本折れてしまったネジ。


あれー、 うわぁー、 どうしよう・・・・・。 しかし折れてしまった木のネジはもう元には戻らない。

慌てて先生にメールで連絡をした。 「すみません、大事な三味線の糸巻きネジを折ってしまいました!」と。

先生からは夜遅くに 「大丈夫です、 修理できるので明日のお稽古の時に持ってきてください」とのお返事。
「あぁー良かった。 直してもらえるんだ」とやっとほっとした。

そして、翌日のお稽古。 この日のお稽古場所は某ホテルの別館2階にある神前結婚式場。 なんと神聖なところでお稽古をするのだろう。 ここは本当は神前結婚式が行われるので普段お式にでも呼ばれなければ入ることがないところ。 新郎新婦が座る椅子に無造作に自分のバッグと三味線のケースを立てかけさせてもらった。 







写真にもあるように神聖な結婚式場。 今日は平日、水曜日、 流石に平日はあまり結婚式が無いのでこのお部屋を練習場にさせていただいている、という。 週に2回、ここでお稽古をつけている。ご前中にも一人、お昼、そして午後からも生徒さんが来られる。 弾いてて何だか不思議な気持ちになり、心地よい雰囲気の中で三味線を弾けるのはとっても幸せな気分だった。 

糸巻きネジの修理は10日から2週間くらいでできるでしょう、と。 この三味線は古い三味線なのでもともとネジが少し古くなっていたのかもしれない。 できれば3本ともこの機会に変えたほうが良いかもしれませんね。とのことだった。 この糸の調節がとても難しく、音程を定める、糸を止めるのが難しい。 先生曰く、これも練習しかありません、とのこと。 そうか、 何事も鍛錬、練習以外の何ものでもないのだ・・・。お稽古事とはそういうものなのだ。

江戸の風物詩 花火、浄瑠璃、三味線

2013年08月04日 11時07分31秒 | お稽古
比較的涼しい土曜日、曇りながら風が少しあり着物を着るにはまだ絶えられる暑さ。 午後から渋谷のセルリアンタワーホテルの中にある 数奇屋金田中にて都一中先生のレクチャーコンサートがあり、参加した。

セルリアンタワーホテルの地下2階には能楽堂と金田中という料亭があり、金田中では三味線のコンサートのような催しも時折している。 12-13人の集まりでこじんまりしていたが返って先生の三味線と浄瑠璃の都一おとさんの唄が近くで聞け良かったように思う。

今日のレクチャーは近松門左衛門の「道行もの」のお話。近松門左衛門、都国太夫範半中と2人の天才が実際にあった事件をもとに名文と名曲で書いた 梅川と忠兵衛「道行三度笠」を紹介してくれた。 お話は大変楽しく、わかりやすく、しかし奥の深い戯曲のため一度や二度聞いただけでは理解できないが先生の三味線の美しい音色にうっとりしながら、あぁ、まだまだ先は遠いなぁ、と思いながら聞いていた。 先生と比べることの方がおかしく、おこがましいのだが・・・。

練習しかない、と観念し家で練習するこの頃です。



普段は洋服で練習するのだが着物で出かける日は着物で練習する。 少しでも気持ちを引き締めて、集中できるように。
先日のお稽古の日は昨年頂いた紅梅の夏着物でうかがった。お稽古だったので帯はミンサーの半幅帯で変わり文庫にした。

帯はこちら。
 

セルリアンタワーホテルでのコンサートへ、今日のお出かけも白い紗紬と薄紫のコプト柄の袋帯で。


そしてこの日は江戸川の花火大会。 コンサートの後江戸川の姉の家の屋上で花火を鑑賞しながらのバーベキュー。 スカイツリーの傍に綺麗な夕日が沈み、 天空にはきらびやかな花火、美しい花火と三味線、浄瑠璃のコンサート、今日は一日 「江戸」の風物詩に囲まれた一日でした。