よこしまな日々

瀞なる妄想と暴言の垂れ流し。
主に古代史、好きなこと、好きなものの話。

最近思っていること。

2022-04-05 | 日々雑感

最近思っていること。。。

私達が長年縄文っぽいと思っているものの中には
実は弥生のものが案外多く含まれているんじゃない
だろうか?でもって弥生っぽいと思っているもの
の中には、実は古墳のものも多いんじゃないだろ
うかってこと。

皆が思っているより、遺伝子的には弥生は縄文に近い。
何の刷り込みなのか、エラの張った三白眼を弥生と思
いがちだけど、あれは古墳の方が近いのか、それとも
今来くらいまで下がるのか。

ま、ただの、妄想。

昔々、大学生の頃、東大の名誉教授に
「典型的な弥生人顔」と言われた私だけれど、
やっぱり先生は、弥生が何たるか、科学的な検証
や資料が充分でなかった30年前でも結構ちゃんと
把握されていたのではなかろうかと今さらになって
さすがは深みがあるなぁと感じたりしております。

私はクラシカルな顔をしているけれど、
エラも張ってなければ、三白眼でもない
し色白瓜実なだけ。

目は大きくはないけど丸い方だし
垂れ目でも釣り上がってもいない。

白黒はハッキリしてるけど、黒目がちなので、
百貨店のBAさんや、メイクアップアーティスト
の方には、これは美容女子には羨ましがられる
ヤツよと言われたりする。

まぁ、黒目がちだからと言って、そういうのは
色んなバランスの問題なので、美人ではないと
言っておく ^^;

あの時、縄文顔と言われたのは島根出身のコだった。
古墳顔と言われたのは滋賀出身のコ。

出身地については何顔か判断してもらってから
問われた訳ですが、その先生も、周りの学者先生
方達も、笑ってしまうくらいドンピシャな例を選
んで送りこんできた我々の大学の先生の選別眼が
すごいなと笑ってられました(笑)

まずは、縄文顔と言われたコが島根出身と
答えた時にはどよめきに似た笑いがあった。

島根というのは、不思議な所なん
だよと仰ってました。

当時私は、縄文=東北みたいな感じの理解しかまだ
してなかったのですが、そういえば、松本清張の
砂の器で、島根の言葉は東北弁に似ているって
言われてましたねと言ったら、そうそう、そう
なんだよと、蝦夷の俘囚の話をして下さいました。

蝦夷の俘囚と言われた人々が、数多く出雲に
連れてこられたという話は、その時は聞いた
こともなくて、私は日本史でさえも全然ちゃん
と知らないんだなと感じた出来事です。

そう、島根出身のコでさえ知らない話だったので、
皆で面白く拝聴してたことを思い出しました。

古墳顔と言われた滋賀出身のコは、これまた
渡来人が多かった近江らしいね~と皆感心
されてましたね。

三人の中では一番美人。クールビューティ系。
目は切れ長で白黒はっきりしていて私よりも
ほんの少し薄味なのに華やかな顔。

先生は、京都にいらっしゃってから、私や滋賀出身の
コの様なクラシカル系の顔立ちの人が多いと感じる
と仰ってました。

私もまた、こういうクラシカルな顔
こそ京都だねぇと笑われておりました。

親族のほとんどが京都の人である私ですが、父方、
母方、それぞれが、丹後と山城出身だと言うと、あぁ、
丹後、、、海人系なんだねぇ、わかるわ~みたいな
感じで私の顔を見て頷いてられました。

戦国時代まで遡ると尾張の辺りに居たみたいだ
と言うと、もっと頷いてられました。やっぱり
海人系だね~と言ってられました。

その頃は、「尾張=丹後=海人系(海部)」の意味
さえしっかり理解出来てなかったのですが、父方の人
達のちょっと濃いめの顔と母方の渡来系の顔を思い
起こしていました。

母方の祖父などは、彫が深い濃いめの顔で
南方ではない、北方の外国人っぽい顔で、
皆の思う渡来系のイメージじゃ無い感じだけど
こういう渡来系の人も居たんだろうなと思った
りしています。

逆に祖母は南方系と典型的な日本人の
ハイブリッドみたいな感じでしたね。

色んな系統の血がミックスされたおかげか、
母達四姉妹は美人四姉妹だったのかな
なんて思ってます。

そこに海人系の父方の血と父方の祖母の飛騨の
職能民の血と交じり合うとなんということでしょう!!

クラシカルな典型的な弥生人顔が
生まれるわけです!!!

めっちゃ不思議なんですけど(笑)
(最近父方の祖母に似て来たと言われます)

まぁ結局のところ、外見だけでは判断出来ない
けれど、色んな遺伝子が混ざりあって今の私達は
日本人を形成している訳ですよ。

けれど、2000年~3000年の間に何度も淘汰
され均質になってきているとも言えるんで
しょうね。

今一度、自分の中の色んな理解を整理して
知識を新たにして行きたいなと思っております。

もちろん、何よりも、世界平和が
まず一番の願い事です。

桜も満開。
週末を過ぎれば散ってしまうかも。

この少し寒い春の面影を忘れないでいたいものです。