お母さんが亡くなって、ひと月経ちました。
実母は71歳で亡くなりましたから、義母のお母さんと一緒に過ごした時間の方が長く、私は実母亡き後は、何でも義母に話をしてきました。そして、その話をできる人が居なくなったんだなあと思ったら、急に悲しくなって涙が出てきました。
電話だったり、遊びに行ったり、お母さんは一人暮らしだったので、電話をかけると長電話をします。遊びに行くと、近所のお友達も来て、ずーっと話をして終わらなかったりして。自分の話もよくしましたが、私の話も聴いてくれました。
その人が、場所がなくなったんだなあと、改めて思いました。
お母さんは、癌になった不安は一言も言いませんでした。どう思っていたんでしょう。
今は毎日、お仏壇に話しかけています。お母さん、おはよう、今日はお天気になりましたね、行ってきます、熱いお茶ですよ・・
きっとお母さんは、ニコニコして聞いてくれていると思います。