『あなた方によく言っておく。これらの私の兄弟、しかも最も小さな者の一人にしたのは、私にしたのであると言うであろう』マテオの聖福音でイエズス様はこのように仰います。
現代において人工中絶や堕胎によって最も小さな者は殺されています。受精の瞬間から私たちは母親の胎内で約10ヶ月守られて生まれてきました。人となられたイエズス様も最も小さな者としてマリア様の胎内でお育ちになり生まれたのです。大胆に言えば私たちは人工中絶されなかったからこうして生きております。人工中絶された胎児は最も安心だとされる子宮内で不可抗力的にバラバラにされるのです。このような不幸な事が毎日毎日行われています。銃乱射や殺人はテレビで報道されて私達はその凶悪な事件を目にし耳にしますが、人工中絶で殺された赤ん坊の報道は耳にしません。なぜでしょうか?受精された瞬間から彼らに生きる権利が認められていないからです。そして人として認められていないからです。実際届け出の人工中絶数は現在では約20万人なのだそうです。これは厚生省に届け出された数であって実際は人口学者によると実際は数倍なのだそうです。そうすると日本国において死因一位と言われているガンで亡くなる方は年間約30万人ですので、それを大きく上回ると言えます。この様な大虐殺が毎日毎日過去から行われているのです。
これに終止符を打つためには、私たちに出来ることは無いかと、7月15日に私はマーチ・フォー・ライフに参加しました。発表によると当日集まった人は300人を超えているということです。声を上げられない胎児のために祈りの声を上げるため、そしてイエズス様のために命のために、多くのカトリック信者が命のための行進に加わりました。今年はまだ梅雨の真っ只中で午前中は雨でしたが、マーチの時間には天のお恵みでしょうか、曇って暑くもなく涼しい空気の中歩くことが出来たのです。昨年は暑かったです!
築地教会に16時少し前に行くと丁度ミサが終わり多くの人が外に出てこられました。関西の方から来られた顔見知りの神父様にも数年ぶりに会えました。今年は今まで以上に沢山のカトリック司祭が集まりました。これはとても喜ばしいことです。特に今回は初めて司教様が来られました。鹿児島と大阪の司教様です。お二人の司教様の指輪に接吻するお恵みも頂きました(右片足を付いて跪いて接吻しましょう!全贖宥が与えられるそうです。)。
今年も外国人の参加者が多く、祈りや聖歌を歌いながら、守られるべき胎児のための行進に参加されていました。フランスからもスータン姿の司祭も来られて豪華な行進です。
日本では数回目ですが、欧米では既に数十年の歴史がありこれにはカトリック教会が大きく関わっています。特にアメリカでは行進の前には、起点とする教会で多くの教区や団体のミサが行われ、トリエントミサも行われるのだそうです。そして今年五月には台湾で初めてのマーチフォーライフが開かれ多くの司教様や司祭、シスターが集まって500名を越える参加者があったそうです。教会は生命の源は神様から来られることをよく知っています。そして「産めよ増えよ」という神様の命を私たちは理解しています。受精した魂を人間ではないということがいかに間違っていて、その生命を人間が産むか産まないのかを決める権利が無いことを理解しています。伝統の教えによると堕胎された命は残念ながら天国に入ることは出来ません。彼らは罪が無いのですが、リンボに入ることになります。このような罪なき最も小さき者の大虐殺が行われていることを知ること、そしていずれ無くしていくことが大切です。隣人愛とはこのような命にも向けられなくてはいけないという思いで、聖母マリア様の近くでロザリオを唱えて日比谷公園まで歩きました。
そしてゴールの日比谷公園では行進を終えてたくさんの人とのコミュニケーションが取れる時間になります。再び司教様を探して家族で写真を撮りました。
後日談ですが参加者に聞くと司教様が二名も来られたことを後から知った方も多かったのだそうです。なぜならば司教様が一般の服を着ていて、司教様の格好をされていなかったからです。一般市民としてではなくカトリックの司祭としてスータンを着て欲しかったという意見も耳にしました。
来年もまた参加することを心に決めて祈りつつ帰りました。読者の皆様も是非生命のための行進を致しましょう。そして天に宝を積みましょう!
現代において人工中絶や堕胎によって最も小さな者は殺されています。受精の瞬間から私たちは母親の胎内で約10ヶ月守られて生まれてきました。人となられたイエズス様も最も小さな者としてマリア様の胎内でお育ちになり生まれたのです。大胆に言えば私たちは人工中絶されなかったからこうして生きております。人工中絶された胎児は最も安心だとされる子宮内で不可抗力的にバラバラにされるのです。このような不幸な事が毎日毎日行われています。銃乱射や殺人はテレビで報道されて私達はその凶悪な事件を目にし耳にしますが、人工中絶で殺された赤ん坊の報道は耳にしません。なぜでしょうか?受精された瞬間から彼らに生きる権利が認められていないからです。そして人として認められていないからです。実際届け出の人工中絶数は現在では約20万人なのだそうです。これは厚生省に届け出された数であって実際は人口学者によると実際は数倍なのだそうです。そうすると日本国において死因一位と言われているガンで亡くなる方は年間約30万人ですので、それを大きく上回ると言えます。この様な大虐殺が毎日毎日過去から行われているのです。
これに終止符を打つためには、私たちに出来ることは無いかと、7月15日に私はマーチ・フォー・ライフに参加しました。発表によると当日集まった人は300人を超えているということです。声を上げられない胎児のために祈りの声を上げるため、そしてイエズス様のために命のために、多くのカトリック信者が命のための行進に加わりました。今年はまだ梅雨の真っ只中で午前中は雨でしたが、マーチの時間には天のお恵みでしょうか、曇って暑くもなく涼しい空気の中歩くことが出来たのです。昨年は暑かったです!
築地教会に16時少し前に行くと丁度ミサが終わり多くの人が外に出てこられました。関西の方から来られた顔見知りの神父様にも数年ぶりに会えました。今年は今まで以上に沢山のカトリック司祭が集まりました。これはとても喜ばしいことです。特に今回は初めて司教様が来られました。鹿児島と大阪の司教様です。お二人の司教様の指輪に接吻するお恵みも頂きました(右片足を付いて跪いて接吻しましょう!全贖宥が与えられるそうです。)。
今年も外国人の参加者が多く、祈りや聖歌を歌いながら、守られるべき胎児のための行進に参加されていました。フランスからもスータン姿の司祭も来られて豪華な行進です。
日本では数回目ですが、欧米では既に数十年の歴史がありこれにはカトリック教会が大きく関わっています。特にアメリカでは行進の前には、起点とする教会で多くの教区や団体のミサが行われ、トリエントミサも行われるのだそうです。そして今年五月には台湾で初めてのマーチフォーライフが開かれ多くの司教様や司祭、シスターが集まって500名を越える参加者があったそうです。教会は生命の源は神様から来られることをよく知っています。そして「産めよ増えよ」という神様の命を私たちは理解しています。受精した魂を人間ではないということがいかに間違っていて、その生命を人間が産むか産まないのかを決める権利が無いことを理解しています。伝統の教えによると堕胎された命は残念ながら天国に入ることは出来ません。彼らは罪が無いのですが、リンボに入ることになります。このような罪なき最も小さき者の大虐殺が行われていることを知ること、そしていずれ無くしていくことが大切です。隣人愛とはこのような命にも向けられなくてはいけないという思いで、聖母マリア様の近くでロザリオを唱えて日比谷公園まで歩きました。
そしてゴールの日比谷公園では行進を終えてたくさんの人とのコミュニケーションが取れる時間になります。再び司教様を探して家族で写真を撮りました。
後日談ですが参加者に聞くと司教様が二名も来られたことを後から知った方も多かったのだそうです。なぜならば司教様が一般の服を着ていて、司教様の格好をされていなかったからです。一般市民としてではなくカトリックの司祭としてスータンを着て欲しかったという意見も耳にしました。
来年もまた参加することを心に決めて祈りつつ帰りました。読者の皆様も是非生命のための行進を致しましょう。そして天に宝を積みましょう!