自分のブログを見返してみたら、最近、野球の話と新型コロナウイルス関連のお知らせが多めですね。
少し違う話題を。
前々から色々な友人から
モンブランの美味しいお店がオープンしたのよ〜、とか
上に乗ってる栗のペーストが山盛りのモンブラン、すごく気になってる、とか
話にだけは聞いていたスイーツのお店がマンハッタンにあります。
ミッドタウンにあるAngelina Paris NYC。その名の通り、パリが本店なのですね。
そして検索したら案の定、日本にも進出済みなのでした。
あまりケーキ類は食べないのですけれど、そんなに凄いモンブランなら
たまには遅ればせながら流れに乗ってみようと、先日、友人に連れられてお店に行きました。
通りに面してショーウィンドウがあり、可愛い感じのスイーツやパンが並んでいます。
中に入ると、メレンゲで作った紅白のオブジェ。
奥にはお洒落できちんと整えられたテーブル席もあり、お茶や食事も出来ます。
スイーツはモンブラン以外にもいくつかあり、私がお店にいった時は「春/夏のお菓子」が店頭に。
モンブランは栗とアプリコットの2種類。
いちごのフレイジャーもとっても美味しそうで迷いましたが
定番の栗のモンブランをテイクアウトしました。大きさは直径10センチ近い感じ。
糸状の栗のペーストがこんもりしています↓。
半分に切ってみると断面はこちら↓
栗のペーストドームの中には、びっしり詰まった生クリーム。
昭和脳の私、モンブランといえば、糸状のデコレーションの下には基本スポンジケーキがセットなので
この構造には面食らいました。
本場パリのモンブランはこうだったのですね〜。
生クリームの一番下にメレンゲの台(と思います)があります。
いただいた感想は…(あくまで個人の感想です)。
パリのお店が1903年創業だそうで、その頃の伝統のオリジナルレシピなのでしょうか?
濃厚な栗の味を期待していたペースト、口に入れた瞬間、栗の味よりも砂糖の甘さがグッと勝っています。
そののち、微かに栗の気配を感じます。
栗の渋皮煮のような味を勝手に想像していたら全然違いました。
そして生クリーム。
硬めのクリームはコクがありしっかりしていて美味しいです。
しかしこちらは甘さが淡白すぎて、この量は厳しい…。
微糖の山盛り生クリームをひたすら食べることをご想像下さると、わかりやすいかもしれません。
うーん、ちょっとこれは予想外、とクリームを掘り進め、ようやく一番下のメレンゲに到達。
結局食べきれませんでした。
人気だということは、お好きな方もきっと多いからですね。
味のコントラストが楽しめるかたには良いかもしれません。
個人の好みの違いというか、単に私が庶民過ぎるのでしょう。
私のようなものに買われてしまってモンブランさんごめんなさい、です。
「パリの老舗のお品をNYCマンハッタンど真ん中で!」
というシチュエーションも楽しみながら店内でいただくのが正解だったかもしれません。
「おしゃれ要素ゼロの自宅で冷静に断面を観察」
ではテンションも下がりますよね…。
お値段は1つ11ドル。
飲み物なしでこのお値段なら普通のお店でランチ食べたいなと思ってしまったのでした。
(↑骨の髄まで庶民感覚)
日本には特別にデミサイズがあるそうで、個人的にはNY店にもあったら嬉しいですね。