Longvacation

日々の生活で、思ったことや出来事などをちょっと書きとめています。

帰国の朝

2005-11-16 08:44:26 | 旅行

とうとう、今日でヨーロッパ旅行も終わりです。この旅行で助けていただいた方々、飽きずにここまで読んでくださったあなた!なんと感謝したらよいやら・・・おひとりづつにお会いして、御礼を申し上げたいところですが(これこれ、そこで「ほんまかいなっ・・・」とか言わないように)、このページをお借りして、「誠に」ありがとうございました。途中、ながながと書いて読みづらかったとは思いますが、まあ、ブログでもこれくらいの長文も書けるのが分かっていただけたと思います。うそです、すみません。次回からは端的に表現できるよう、精進してまいりますので、これからもよろしくお願いいたします。
ということで、チューリッヒ空港まで送ってくれた友人と別れて、成田空港に向けて飛び立ちました。飛行機の中では座席の前に付いたモニターで、映画見放題、ゲームし放題・・・「トムクルーズの宇宙戦争」をイヤホン付けて見ていた私はあまりにも映画に集中しすぎ、周りの人たちがぐっすり眠っていることを忘れて、「ぎゃ~~~」と大声をあげてしまいました。すみませんね・・・そんなに睨まなくてもいいやん。夢でもいいからファーストに乗ってみたい・・・叫ばないように気をつけますから。


ラクレット

2005-11-15 22:01:11 | 旅行

チューリッヒに着きました。これはコンテストに参加した「今年のくまさん」です。スイスに住む友達のお家にお邪魔しました~。久しぶりのスイスです。夕食に「ラクレット」をいただきました。鉄板でじゃがいもやソーセージを焼きながら、同時に溶かしたチーズをそれらにかけて食します。チーズがほんとにおいしい・・・日本で同じ種類のチーズを食べていても、なぜか味がぜんぜん違う。空気のせい?きっと、彼女の暖かいおもてなしのおかげ。ありがとうm(__)m赤ワインで少し酔っ払って、その後、18年前を思い出し、夜中まで話しこんでしまいました。次の日の朝、「のびた君の目(33)」になっていました。(分かる人いるかな~)


Lapin(ラパン)

2005-11-14 23:39:34 | 旅行

グランドプレイスで、ベルギー郷土料理をいただきました。「Lapin」・・・うさぎさんごめんなさい。とっても美味しかったです。ソースは照り焼きバーガーのあの照り焼きソースに似ていて、さらにハーブがたっぷり。匂い消しが必須な食べ物だそうです。
友人は、鳥のワーテルゾーイ(水炊き)を食しました。これもここの名物らしい。隣の人は、大量のムール貝を食べていました。石造りの古いお店の雰囲気は良く、また行きたいなっ。
明日でベルギーとはさようならです。長い間お世話になったベルギーの友人にも感謝しつつ、ワインで乾杯。。。



アンネの家

2005-11-13 15:10:04 | 旅行

ぜいぜいぜい・・・ボート停留所に間に合った。切符ない!「ちょっとまって、切符買ってんで。探すから・・・」「OK!乗っていいよ(にこっ)」なぜかものすごく気のいい車掌さん。ありました。切符を見せて降りると、チャイニーズらしき人々がいろんな角度からなんてことない建物の写真を撮ってる。玄関の横に立ったり。よっぽどヨーロッパが珍しいんだなあ。そして、右の角を曲がると行列。そこが「アンネの日記」で有名なアンネ博物館。そう、さっき写真を撮ってた彼らは正解!アンネの隠れていた建物そのものだったのです。博物館は正面からではなく、横の建物から入っていきます。荷物ロッカーはないので、リュックを持っていた私は、「手荷物は前に抱えてお持ちください」と書かれてるので抱えてました。入り口でチェックする男女が。えらく厳重。アンネの家ってそんなに大切にされてるのか・・・他にそんなことしてる人いないので途中でやめましたが。。。本を読んだことなかったけど、あちこちのモニターの分かりやすい英語でだいたいわかりました。お父さんはこの建物の前部分にある会社の経営者でジャム用のペクチンを販売したりしてる。ここの人の親切心で後ろの部分で隠れて生活をしたってこと。アンネや母親は収容所で、伝染病で亡くなった。父親は戦後まで生きていた。だいたいそんなこと・・・本棚で隠してた階段を上がり、彼女達が過ごした部屋を順番に見てまわる。トイレまで。壁には当時の映画スターの切抜きが貼ってあり、みんな神妙な顔つきで見ていく。「これが、アンネが苦しい生活でも笑顔を絶やさず強く生きたという、今では褒め称えられてる証拠の一片か」と。最後の部屋の隅ではモニターが3台上からつるされていてどんどんその前に人が増えていきました。その中で、アンネの父オットーが話していたのです。リアルでした。と、その後ろで階段からおばあさんが転げ落ちてきました。たぶん疲れて足がもつれたのでしょう・・・周りの人はとっさに手を貸したり、3つしかない椅子を譲ったり。後ろに居た娘さんらしき人は「っもぉ~」って感じで怒ってましたが、「大丈夫?」と口々に声をかける人たちにおばあさんは照れながら「にこっ」。アンネの家は人をやさしくする家でした。


ゴッホミュージアム

2005-11-13 14:20:31 | 旅行

昨日下見したから迷わず行けました!ゴッホ美術館。当たり前のことが嬉しい(:_;)でも、げげげ・・・並んでる。ヨーロッパでこんなに並んでる美術館を見たのはルーヴル美術館以来。あの時は入る気が失せて手前の広場でぼーっと空を眺めて座ってました。。。隣に青年がやってきてナイフでリンゴをむく姿がかっこいいなあと考えながら。けれど、今回は違います。そんな広場はない。前はびゅんびゅん車の通る道路だし。日本の版画に影響されたゴッホだし。日本で見ると高いし。。。と並ぶとすいすい動いて30分くらいで中へ。ミュージアムボートのチケットを見せると、10ユーロが8.50ユーロへ。それでも、高いやん!海外では美術館は安いもんやと思ってた私のつたない知識が覆されました。まさに、観光客ねらいの値段。。。ちょっとがっかり。そして中へ入って、さらにがっかり、そこには今年の春に中ノ島の国立国際美術館で見た絵がちらほら・・・「見たばっかりやん・・これ(>_<)」見たことないのもあったけど、人人人・・・・・正倉院展なみ。やけにみんな礼儀正しく並んで見ていく。遠めにさっさとみて退散。「貧しい農家の食卓の絵」はちょっとよかった。「種をまく人」のモチーフは日本の仏像とか・・・後ろの太陽が人の頭上で光ってるのは後光が指してる意味を表してるって・・・ほんまかいな。日本人向けのガイドテープだけちゃうのん?そんなこと言うの。って疑ってしまいましたが、ほんと?あと、自分たちのような画家が芸術の種をまき、それを画商たちが刈り取るのだ。自分達が次の世代を育てるためにがんばらにゃあいかんのだ・・・みたいな意味もあるとか。ところで、バブル期に買い取った「ひまわり」はまだ日本にあるんかいな・・・あ、急がなきゃ、ボート停留所に次のが来てる時間!あわてて絵葉書1枚買って、預けてたコートをあわてて着て走りました。とほほ(死語か?・・・)