預かっていたオカメインコが別の場所に移ることになった。一ヶ月半ほどいただろうか。日中の大半は私の肩の上にいるか、周囲をうろうろして、離れることはなかった。別れ際にはぴぃぴぃ鳴いてすがってきた。車に乗せられ、走りだそうとするときも、懸命にこちら側に来ようとカゴに張り付いていた。
よくなついた。慣れぬ場所に連れてこられて頼りが欲しかったのだろう。それが私だった。別れはずいぶん寂しいものだ。自然に生きることはもうできないオカメインコ。人と一緒にしか生きることができない命。あいつには選択ができないのだ。それを思うと、さらに侘びしく感じた。
幸あれ。また、いつか会おう。
よくなついた。慣れぬ場所に連れてこられて頼りが欲しかったのだろう。それが私だった。別れはずいぶん寂しいものだ。自然に生きることはもうできないオカメインコ。人と一緒にしか生きることができない命。あいつには選択ができないのだ。それを思うと、さらに侘びしく感じた。
幸あれ。また、いつか会おう。
自分の居場所って大事ですよね。
私も最近、ふと気が付いたら、間借りの部屋も自分の家、になりました。
をしました。
肩に乗ってなついて、かごに近寄ると「はよださんかいーこらー」ってがらの悪いインコさんでした。
いろいろ学ばせてもらいました。
先日、久しぶりにオカメインコ君に会いにいったら、すっかり私のことを忘れていました。トリ君はそんなもんです。忘れたというよりも、常に新たな状況に適応していくってことなんだろうなぁ。