『ありがち日記』

「見えない目撃者(2019)」

ハラハラしながら観終わりました。高校時代に一緒に映画を観に行っていた友人たちがいたら間違いなく「トモロヲーーーーーーーー!!!!!!」って同時に叫んでいたような気がします(笑)あの頃、なぜか田口トモロヲさんの話題でよく盛り上がっていたんですよね…謎だけど楽しかったな……。

さて。あらすじです。

浜中なつめ(吉岡里帆)は警察学校の卒業式の夜、過失で弟を事故死させ、自分の視力も失う。警察官になることを諦めたなつめはある日、自動車事故の現場で少女が助けを求める声を聞く。誘拐事件を疑ったなつめは警察に訴えるが十分に捜査してもらえず、自ら動き出す。(シネマトゥデイ)

実はスルーするところでした。が、Twitterやブログでよく感想を参考にさせていただいている方々が続々とこの作品を観ていて、なんだか気になってきてしまいまして。吉岡里帆さんは演技も上手だし、他のキャストの皆さんもトモロヲさんはじめ(まだ言うかw)安心して観られそうという理由もありました。あと、知らなかったのですが、韓国版が元になっていて、中国版もあるんですねー。そう考えるとこの作品で描かれている猟奇的な殺人の雰囲気も納得です。

若い女性ばかりを狙った誘拐殺人事件なのですが、この殺され方が残虐でして、苦手な方には目をそむけたくなるようなシーンも結構あります。私は案外平気でした。最近見ているゲースロなど海外ドラマの影響もあるのかしら?あっちのほうがリアルで恐ろしいので耐性が付いてしまったのかもしれませんな。。。(それもどうなんだろ…)

吉岡さん、ぴったりですね!むしろ吉岡さんだからできたんじゃなかろうか?っていうくらいはまり役でした。目が見えないという恐怖や弟の死に対する罪悪感など闇を抱えつつ、犯人を捜すために立ち向かう強い女性。警察官になりたかったからこそ責任感も人一倍強かったはずなんだけれど、その夢が絶たれ、かなりの絶望だったはず。最後のほうで、警察官の訓練が活きているシーンもあり、ここでつながっているんだと思いました。生きるか死ぬかの瀬戸際であれだけの行動力があるのだからすごいです。

トモロヲさんはあと1年で定年という刑事役です。定年したら趣味はどうしようかなんて話をしていて、事件についても親身に関わってくれる良い方なんです。それが犯人にまさかあんな形で……(冒頭の叫びにつながります)。

犯人の生い立ちや動機がいかにもって感じで怖かったです。人の内面は見えないですからね。

若い子たち、カップルが多かったんですけど、それ大丈夫なのかな?無言で出て言ったけど😅私は楽しかったです。韓国版や中国版はどうなんでしょう?観てみたいような気もするけど、あの事件をまた観なきゃならないと考えるとちょっと抵抗があります。面白いけど何回も見たいものではないですからね…。

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