『ありがち日記』

「恋は雨上がりのように」

まさか劇場で観ることになるとは…
当初はウェスの「犬ヶ島」を観る予定だったのですけど、いざ劇場に向かうとその気分ではなく、
小松菜奈ちゃん好きだし、洋ちゃんも好きだしな…ってことでこちらを観てきました(^^;

あらすじから。(シネマトゥデイ)
陸上競技に打ち込んできたが、アキレス腱のけがで夢をあきらめざるを得なくなった高校2年生の橘あきら(小松菜奈)。放心状態でファミレスに入った彼女は、店長の近藤正己(大泉洋)から優しい言葉を掛けてもらったことがきっかけで、この店でアルバイトを始めることにする。バツイチ子持ちである上に28歳も年上だと知りながらも、彼女は近藤に心惹(ひ)かれていく。日増しに大きくなる思いを抑え切れなくなったあきらは、ついに近藤に自分の気持ちを伝えるが……。

原作がコミックの作品が量産されまくりの昨今、
ぶっちゃけもういいよ…と思うので、ほとんどそういう邦画には興味が湧かなかったんですが。。
この原作コミックも実は結構前に少しだけ読んだことがあるのですが、
内容はほとんど覚えてなくて、女子高校生がバイト先の店長に恋する話というだけのことしか
情報としてはほとんど持っていない状態でした。

結果として、それが良かったのかも?
原作と比べようがないので(憶えてないから)、新鮮にストーリーを楽しめました。
結末も好きでした。

大泉洋のバツイチ子持ち、45歳のおっさんの味わいと、
原作から飛び出てきたかのような小松菜奈ちゃんの目力&スタイル。
なんか2人ともいい感じ。好感の持てる演技というんですかね。
笑えるシーンはほとんど大泉洋ちゃんが持っていきましたねw
もうこのキャスティング以外は考えられないっていうくらいにはまり役だと思います。
脇役の方たちも実力のある、そしてそれっぽい役をうま~く自然に演じてらして、
全体的にもバランスがとれていたのでは。

少女漫画を無理やり2時間に収めて、ストーリーもキャラも破綻しているようなものではなく、
そもそも原作は少女漫画ではないし、ちゃんとそれなりにまとめられているので、
漫画原作の映画の中では成功した例の一つではないでしょうか。

タイトルにもあるように雨のシーンや雨上がりのシーンが多く、
効果的にそういうシーンが使われているところも好きです。
(台湾ドラマみたいに、不自然な雨じゃないんでww)

本当に恋なのかどうか、微妙ですよね。年齢的に…
(いろいろ最近も問題がありましたしね…)
なんでそんなに年の離れた店長のこと好きなの?って確かに疑問なんですけど、
ドロドロ展開ではなくてですね、ちょっとずつ心通わせる展開が絶妙です。
あきらちゃんも店長も、夢に向かって少し前進できたのかな。
まさしく雨上がりに、ふわっと気持ちが軽くなって晴れやかにな気分になれますが、
鑑賞後の気持ちもそんな感じでした。
良い気分で劇場を後にすることができました。
主演2人のファンの方はもちろんおススメです(*^^)v

話は変わりますが。
これからまだまだ少女漫画原作の映画が公開されるようで…
しばらくは続くんでしょうかね~(^^;)


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