『ありがち日記』

「レ・ミゼラブル」

今日の朝はほんっ・・・・・・とうに寒かったですね!!ぶるぶる
そんな日ですが、おそらく今年最後になる映画鑑賞(映画館でってこと)してまいりました。

 ネタバレあると思います

まだ小学生の頃、これでも一応、読書が好きな子どもだったんだけど、
親戚から古い本をたくさんもらったのです。世界の名作シリーズ的なもの。
それまで優しい日本語の本って感じのものばかり読んでたんで、
訳された日本語にも馴染めず、意味がわからない部分も、そりゃあたくさん…。

それらの本の中に、『ああ無情』があったんですね~。

だいぶ年月が経ってから、それが「レ・ミゼラブル」だってことに気づいたんだけど、
それまでの印象は、おじさんが出てきて、何だか悲しくて怖い…
宗教的なことも理解できず、難しい本だ…と思っていた記憶がある。

お話はだから、何となく知ってるけど、近寄りがたい名作という私の中での位置づけ。
こんなこと言うと、この作品が好きな人に怒られちゃいそうだな~

それでも、いきなりミュージカル映画で、この作品に改めて向き合うことにしました。
ミュージカル(映画)が好き、ヒュー・ジャックマンが好きっていう理由もあるんだけど。

映画として観た感想は、「今年最後の映画がこれで良かったー」です。えへ。
迫力もだし、歌のシーン(ま、ほぼ全編そうだけど)での息づかい、アップの時の表情など
俳優さん達の熱演っぷりも予想以上に感動的だった~。
一人の男が生きてゆく様に、心が揺さぶられっぱなし。

感情をあらわに、心から叫ぶような、体中から溢れだすような歌声。
さすが、としか言いようがない。
ヒュー・ジャックマンなんて、アクションばっかなイメージだけど、ガラリと変わったし、
アン・ハサウェイの「夢やぶれて」は涙が出てきそうだった。
特に、エポニーヌ役のサマンサが素晴らしいので、必見必聴!!
最後のシーンは、自分も何か心が解き放たれたような気分に。
生き直したことで、ジャン・バルジャンは、幸せだったんだろうかね…
波乱万丈だけど、1つの約束を守ることが彼の幸せで、すべてだったんだろうなぁ。

追っかける警察(ラッセル・クロウ)が、あんな形で人生を終わらせてしまったのが悲しい。
逆に感情をあまりあらわにしないのに、存在感はさすが。


時間的に長い作品で、ミュージカルが苦手な人には、キツイものがあるかもしれない。
先に録った歌に合わせて口を動かすという方法ではない、キャストの生歌が素晴らしいのだけど。
これこそミュージカルを観る醍醐味?なのかなって。
セリフよりも心に響く歌声(それも俳優さん自らが出す)に酔いしれて、心震わせてください。


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