『ありがち日記』

文楽2月公演「近松名作集」

国立劇場開場50周年記念で、2月公演は「近松名作集」と銘打って
「平家女護島」、「曾根崎心中」、「冥途の飛脚」が上演されています。

今回は、そのうちの第一部「平家~」と第二部「曾根崎」を観てきました。

平家は初鑑賞ですが、なかなか壮絶な物語ですな…
鬼界が島の段は特に、俊寛がすごい迫力でした。
容貌もなかなかだけど、最後に一本の松の下で船に叫びかけるシーンは怖いわよ。
でもすごい覚悟を持って見送っているので、感動的でもありましたが。

これ、結構、首を切ったり自害したり殺されたり…というシーンも多くて、
実写化されたら完全にR指定だよね…と思いながら観ていました(^^;
でもむかつくキャラが出てくるし刺激的だし、メリハリのあるストーリーは好きです。

豊竹呂太夫を襲名される英太夫さん、英太夫としては最後の公演を拝見したことになります。
襲名披露公演に行けるかどうかはわからないけれど、できれば…とは思っています。

曾根崎は、ここ最近で何度か観てますよね?笑
「ちかえもん」効果ですかね?
どうせなら、心中物では冥途の飛脚のほうが観たかったかな~。
残念ながら、今回のスケジュール的には難しかったのです。。。
それでも、太夫と三味線が変わると印象も変わるということに気付けたので、
結果としては良かったんですが^^
それと、勘十郎さんのお初、玉男さんの徳兵衛、二人の並びは最高でしたね( ´∀` )
たまりませんよ、このツーショットは。

今年の文楽始めは、近松から。
うん、これも今になってよく考えてみれば、良いかもしれんぞー。



岩手にいると信じられませんが、国立劇場前では春っぽい気配も。
風が強くそれなり寒く感じましたが、痛いほどではないので、やはり暖かいんだな~。
雪がなく道路も歩きやすい。ちょっと羨ましいです。 


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