『ありがち日記』

「スプリット」

地元では今日から上映された「スプリット」。
M・ナイト・シャマラン監督です。
シャマラン監督の作品は、嫌いなわけじゃなくて、いつもいつも期待しているのだけど、
そこそこ楽しめたかな?という時と裏切られたぜ…みたいな、振り幅も大きくて。
今作はどうなんでしょうか…

あらすじをシネマトゥデイさんより。
高校生のケイシー(アニャ・テイラー=ジョイ)は、クラスメートのクレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)の誕生パーティーに招待される。帰りは、彼女とクレアの親友マルシア(ジェシカ・スーラ)をクレアが車で送ってくれるが、途中で見ず知らずの男性(ジェームズ・マカヴォイ)が車に乗り込んでくる。彼に拉致された三人は、密室で目を覚まし……

マカヴォイがとにかくすごい!
23もの人格を持つ解離性同一性障害者、いわゆる多重人格なんですね。
その中でも出てくるのは一部なんですが、それでも7~8人かな?
年齢も性別も性格もまったく異なる人物を演じ分けるという怪演には見事と言うしかないわ…
表情や話し方があんなにも変わるものなんですな~。

過去のトラウマがあり、防衛のために多数の人格を持つことになってしまった。
最後の24個目の人格“ビースト”が出てくるのか、どんな人物なのか、
そして、誘拐された少女たちとの関係は?と考えることもいっぱいなのに、
テンポも速めに進んでいくので目が離せない。

ケイシーにも少女のころのトラウマがあることが明かされていきます。
それもかなり深い心の傷となっており、体にもそれは残されています…
最後のビーストとの対決で、それが決着に影響することとなります。

哀しいのは、ケイシーは誘拐されて謎の恐ろしい人物から逃れたとしても、
現実に待っている世界もまた幸せなものではないということ…
これからの彼女が気になりますが、
女性警官と目を合わせているシーンで、警官が何かを感じ取ってくれないかと期待してしまいます。

最後には、驚きの展開が。
まあ、やはりシャマランの「アンブレイカブル」を観ていないと「???」かも。
続き物なのか、これ。そしてまだ続くのか。
アンブレイカブルはもう忘れてきているので、改めて細かいところも確認しながら観たいな。

マカヴォイ、間違いなく彼の代表作になるのでは。
それを見るだけでもこの映画を観てよかったと思う。


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