北海道を舞台に、一つの物語が人から人へと渡っていき、
それぞれの結末が紡がれていく…
人生の岐路に立った時ではなくとも、
北海道って自分に何かをもたらしてくれそうと思わせる何かがあるんだよな~。
さっそく、あらすじを朝日新聞出版のサイトから。
妊娠三ヶ月で癌が発覚した智子、父親の死を機にプロカメラマンになる夢をあきらめようとする拓真、志望した会社に内定が決まったが自信の持てない綾子、娘のアメリカ行きを反対する水木、仕事一筋に証券会社で働いてきたあかね・・・・・・人生の岐路に立ったとき、彼らは北海道へひとり旅をする。そんな旅の途中で手渡された紙の束、それは「空の彼方」という結末の書かれていない小説だった。果たして本当の結末とは――。あなたの「今」を動かす、力強い物語。
「空の彼方」という結末のない小説。
それを手にする人々によって紡がれる結末が、その人自身の今後の人生なのか?
今の状況を見つめ直し、何らかの結論を見出したところで、
次の悩める人に渡すということが繰り返されていくうちに、
何と「空の彼方」のモデルとなっている人物の手へと渡る。
奇跡のようなお話。
様々な境遇で何かしら問題を抱えている人たちが描かれているので、
自分自身に重ねながら読める。
でも物語の結末はその人自身だけのもの。
人と比べたり、過去を振り返って後悔することもあるけれど、
自分なりのストーリーを紡いでいけばいいんだと、自信を持てたり前向きになれたり。
北海道に行きたくなってしまった…(^^;)
まだ行けてないところがたくさん。
2週間くらい休みが取れたらな~。あとはお金か(笑)
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