『ありがち日記』

「アンナ・カレーニナ」

年末年始のお休みに見ようと思っていた映画がたんまり…(´、ゝ`) フッ

第一弾は「アンナ・カレーニナ」。
キーラ・ナイトレイがアンナ、ジュード・ロウが政府高官の夫カレーニン、
アンナの兄をマシュー・マクファディン、そしてヴロンスキーをアーロン・テイラー=ジョンソン。
で、出番がめっちゃ少なかったけど、ヴロンスキーのお兄さん役、ラファエル・ペルソナ。
ロシアが舞台のお話だけど、わいの好きな英国俳優がたくさん出ておりますがな!あ、仏もか!

「プライドと偏見」が好きすぎるので、キーラとマシューが出ているだけで…(´;ω;`)ウゥゥ
マシューは面白い役どころで、演技の幅が広い人だと改めて実感。声も素敵。うんうん。

キーラは、「つぐない」と言い、なんかはまるよな~その役に。もうその人そのものに見える。
私が好きな女優さんということを差し引いても、クラシックな装いも似合うし、役にぴったり。
ぴったりと言えば、ジュード。
アンナより年上設定だけど、そこまで頭皮に無茶をさせちゃダメでしょ!(笑)
話し方もぼそぼそ、あの素敵なオーラが今回の役ではゼロで、すっかり別人のよう…
でもさすがの実力ですよね。

アンナが夫よりも惹かれていく若い将校ヴロンスキー。
キック・アスのアーロンくんだから期待をしていたけれども、確かに美しいけど、まだ何か足りない。
もう少し仕草にセクシーな部分があったらな…と。セクシーいらないって言われるかしら。
もっと惹きつけられる何かが欲しかったというところ。
(でも、キック・アス2は楽しみにしとるよ(笑))

ラファエル・ペルソナは先にも書いたけど、本当に出番が少ねぇ~!
まあね、あんまりそこは期待していなかったけどさ…。

トルストイさん、本当にすごいお話を書いたもんですな。
ただの人妻と若い将校との不倫のお話に終わらせることなく(昼ドラか!)、
結婚・離婚の問題、宗教などなど、その当時の社会のあらゆる面を注ぎ込んでいるというか。
アンナは好き勝手しているようで嫌な女かもしれないけれど、母として、女として、妻として、というよりは、
幸せを求めている一人の人間として、全く嫌いにはなれないのですよね。
今の時代であればもしかしたらそこまで縛られることがなかったかもしれない?

一つ演出的なことで気になったのは、
舞台演劇のようなシーンとリアル風景のシーンとが混じって、とっても訳が分からないこと。
なぜこんな中途半端なことに…
美術や衣装が美しいので、舞台設定はいらない、むしろ普通にやって欲しかったな~。
舞台ならともかく、これは映画なんだし、映像のダイナミックさも楽しみたいのに、
そのちぐはぐな感じでいまいち集中できなかった。
そこが残念だったかなー。 


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