『ありがち日記』

三津田信三『水魑の如き沈むもの』

今日から8月。実は7月があと1日あると勘違いしていて、今朝起きてスマホの日付を見てびっくりしたという…😅暑くてボケたかな?w

さて、そんな暑い時こそ背筋がぞわっとするようなお話を。

 
ストーリー:
水神を祀る四つの村。奇怪な雨乞いの儀式。湖上の密室殺人。神男たちは次々と……奈良の山奥、波美地方の"水魑様"を祀る四つの村で、数年ぶりに風変わりな雨乞いの儀式が行われる。儀式の日、この地を訪れていた刀城言耶の眼前で起こる不可能犯罪。今、神男連続殺人の幕が切って落とされた。ホラーとミステリの見事な融合。シリーズ集大成と言える第10回本格ミステリ大賞に輝く第五長編。 

刀城言耶シリーズの第5長編。今回も大変私好みの完璧な舞台です。
奈良の山奥で水魑様を祀る4つの村、そこで起こる連続殺人事件…
最初の殺人が起こるまでが長いので退屈ではあるんですが、そこからは一気に進んでいくので我慢。むしろ畳みかけはこれまでで一番面白かったかな?

最後の二転三転もこのシリーズならでは。いつもと少し異なる部分は、一応ハピエンってところかな?希望のある終わり方っていうか。気になるところもあって、正一の行方は?できたら幸せに暮らしていて欲しいけど、「さぎり」さんの能力を受け継いでいたら大変かもしれないね。あと、一つ目蔵の中がどんな感じになっているのかも知りたかったな!

とても読み応えのある1冊なんだけど、700ページ超で内容的にも物理的にも質量がありました。文庫だけど重くて長時間持っていられないよね(笑)

8月はお盆休みもあるので、積読消化しましょうかね~💦
(でも何だかんだ言って忙しいだろうから無理か…)

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