『ありがち日記』

「アイ・ソー・ザ・ライト」

トム・ヒドルストンがカントリーシンガーのハンク・ウィリアムスを演じた作品。
ご本人は29歳という若さで亡くなったそうだが、数々のヒットソングがあるそうで…
私はこの方をまったく知らないので、観るかどうかで迷っていたんだけど、
トムヒの歌う姿を見たいな~っていう、割と不純な動機で行ってきました。

まずは、シネマトゥデイさんのあらすじを。
1944年、アメリカのアラバマ州。オードリー(エリザベス・オルセン)と結婚して幸せな日々を過ごし、カントリーシンガーとしても成功を収めていたハンク・ウィリアムス(トム・ヒドルストン)。公私ともに順風満帆に見える彼だったが、オードリーもシンガーの夢を抱えていたことから家庭内に不穏な空気が流れる。やがて子供に恵まれたのを機に再び支え合う二人だが、ハンクがスターとして活躍するほどにオードリーとの溝が大きくなっていく。その苦しみから逃げようと、彼は酒に溺れ、ほかの女性と関係を持つようになる。

トムヒ、歌うまぁ~~~~~
かなり練習もしていたということらしい。
エンディングで本人の歌声を聞けたけれど、なるほど、特徴とか似せてる。
ただのモノマネじゃなく、自分のものにしているという感じの上手さ。
歌の録り方ももしかしたら工夫してるんじゃないかな。昔風なの。
当時の雰囲気が出ていて、逆にそれが新しい感じに思えるのだから、
私はちゃんと現代っ子(笑)

ハンク・ウィリアムスさんについて。
天才というのは短命なんだな…
一見、家族との仲はうまくいっているようだけど、実は根深い溝ができてしまって、
その溝を埋めるかのように、お酒(アルコール依存症)やツアー先で出会った女性と関係を持ってしまう。
世間からの注目を集める華々しい世界とは裏腹に、
実生活のほうでは様々な問題を抱えているというそのギャップに、
彼の体はもたなかったんだろうなと思う。
やっとこの世の苦しみから解放されたという安堵感を感じてしまうほど…

シーンごとに時間が飛ぶような感覚があってわかりづらいところもあったけど、
決定的な場面は描かず、観客に委ねるという描き方もありなんだろう。

重いストーリーではあるけど、こういうシンガーがいたんだということを知れて良かった。
トムヒの多才ぶりも改めて実感。

地元では観られないかと思っていたけど、
ルミエール盛岡で上映してくれていたのでありがたかったーー。
平日昼間に行ったので、お客さん2人だったのが残念だったくらいかな。
今週末からは、ルミエールで「にがくてあまい」やるようなので、また行かなくちゃ。 


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