『ありがち日記』

「コーヒーが冷めないうちに」

レディースデーの水曜に鑑賞。
用事で出かけて、夜の予定までの間にちょうど良い時間だったので、
それまで観るつもりは全くなかったのですが(笑)、観てしまいました。

あらすじ(シネマトゥデイ)から。

時田数(有村架純)が働く喫茶店「フニクリフニクラ」には、ある席に座ると自分が望む時間に戻れるという伝説があった。「過去に戻れるのはコーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまう間だけ」といったいくつかのルールがあるが、過去を訪れたい人たちが次々と来店する。

主演の有村架純が喫茶店の店員を演じるほか、伊藤健太郎、波瑠、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊、石田ゆり子らが出演。

結論から言うと、私の好きな感じの映画ではなかった…
ファンタジーと現実の出来事との融合がいまいちなのかなぁ。
気になることが多くて入り込めないってところか。
たぶん、原作の小説をじっくり読めば良いのかもしれないけれど(未読)、
映画化することで無理やり枠内に収めて、何とかメッセージを伝えねば!っていう感じ。

特に、最後のカメラ目線で俳優さんたちが語るところは、
もはやメッセージに込められた熱さと反比例して私の気持ちが冷めちゃったという。

4回泣ける映画らしいですが、確かにウルッとくるところはあるんですけどね。
それは役者さんの力がかなり大きいんだと思う。
そう、キャストの皆さん本当にうまい方たちばかりなんだけど、
やたら顔のアップで語るシーンが多くて、それも気になることの一つだったんだよなー。
もったいない。。。

コーヒー好きとしては、美味しそうなコーヒーの香りが漂ってきそうな映画を期待してましたが、
コーヒーの銘柄とか淹れ方に特別こだわったものでもなかったので、それも残念。
観ていれば確かにコーヒーは飲みたくなるんですけど、「おいしそう~!」とはならない。
きっと、映画のストーリー的に、冷めかけたコーヒーを一気飲みするシーンばかり見せられたから(笑)

何だかいまいち残るものもなく、もったいないって気持ちばかりで終わっちゃいましたね。
意外と皆さん高評価なのかもしれないですが、私には合わなかったんでしょう。
そういう時もあるさ~ってことで。

(やっぱり映画館は洋画メインになっちゃうんだよな…)


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