『ありがち日記』

「タイピスト!」「悪の法則」

連休で、ちょっとした用事以外は自宅で細々とした情報収集や作業をしていたのだけど、
その合間に観た映画の感想を。どちらも劇場公開時に観られず、WOWOW録画にて視聴。

☆タイピスト!

これ、話題になってて、すごく気になっていたのに、今になってようやく観れたーーーって感じ!
フランス映画なので、全体的に漂うオサレ感、(当たり前だけど)フランス語の美しさ・心地良さ、
個人的に好みの映画と言えます。
メインのキャスト、ローズ役のデボラ・フランソワは、もうフランスの女優さんそのものの魅力で、
綺麗で可愛くて、でも少しおっちょこちょいの等身大で魅力的な主人公を演じてましたし、
ローズの上司でありタイプライターのコーチ、ルイ役のロマン・デュリス、
(私のタイプではないけど…)ちょっぴりエッチ目線で、優しく厳しく見守るコーチって感じで
ほんと、「エースをねらえ!」的な面白さが…!
(宗方コーチはエッチじゃないけどねwそこはおフランス独特のアレで)

そして、当時(1950年代)という時代背景も巧みに織り交ぜられていたと思うし、
タイプライターの早打ちで優勝すると芸能人並みの扱いを受けるという、今では信じられないことも
物語の重要なポイントだよねー。あんなに周りが変わっちゃうなんて。

それにしても、1分で500文字以上とか、どういうことだろうね~w
改行も紙の入れ替えも手動、今のキーボード以上に打ちづらそうなのに、ほんっとすごい技術!
なんかそういうのも新鮮で楽しめたかな~

まだ言うかって感じだけど、ロマン・デュリスよりも、もう少し背が高くて渋い俳優さんが良かったな。
これは個人的見解なり。
フランスの俳優さん詳しくないけど、今一番好きなのはラファエル・ペルソナです。
(でも彼はルイっぽいキャラではないからな…)

☆悪の法則

おファスさんが観たかったのに、これもなぜか映画館に行けなかったやつ。
何気にキャストが豪華だよね。ということで、注目されていたはずなんだけど、
一般的な評価としてはいまいち?だったのかな

監督がリドリー・スコットということで、一筋縄では行かないだろうとは予測していたけど、
確かにこれは賛否両論ありそうだ~という内容。
しょっぱなから「お…おぅ…」っていうシーン。←もちろん、マイケル・ファスベンダーはセクシー全開でごわす!

悪の道に足を踏み入れてしまって、すでに分岐点を過ぎてしまった…
ということを知らされるシーン、もう本当にガクブルしながら観ちゃいましたさ。すごい絶望感。
そこに向かうまでも、もう何が何だかわからないというのに(これ本当w)、手に汗握ってハラハラ。
きっと意味不明だと思われる映画だと思うけれども、あちこちに伏線があって、
正体不明の恐怖というか、じわじわ追い詰められていく恐怖は感じられたと思うんだけどー。

男性陣もファスさんやプラピが好演しておりましたが、女性陣侮るなかれ。
ペネロペ・クルスもキャメロン・ディアスも、すっごい存在感。特にキャメロン・ディアス。
もう、なんかあの人本当にヤバいからw詳しくはここで言えないよー。

プラピファンの人は、この作品に出てる彼を見てどう思うかな。
てか、よく自分をあの役として出したよね。。。もうトラウマになっちゃうレベルよ

「えっ!ここで終わり!?」というところで終わるけど、それもまたよし。
変な余韻が残りますwでもきっとそれがこの映画の雰囲気には合っていたんだろうから。


と、だいたいこんなところかしら。
意外と見逃した作品が多くて、こうやって観られることは非常にありがたいこってす 


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