『ありがち日記』

「ライオン・キング」

ジョン・ファヴロー監督。ディズニーのアニメ作品を実写化!CGとは思えないクオリティで、それだけで観に行って良かったーと思いました。

あらすじは言わずもがなですが、改めて。

アフリカのサバンナに君臨する偉大なる王、ライオンのムファサが息子シンバを授かり、さまざまな動物たちが誕生の儀式に集まってくる。動物たちは、ヒヒの祈祷師ラフィキが皆の前にささげた将来の王シンバに深くこうべを垂れる。だが、自分が王になれないことに不満を募らせるムファサの弟スカーだけは、シンバの誕生を苦々しく感じていた。(シネマトゥデイ)

冒頭に書きましたが、これ本当にCGなの?と思うくらいに映像美は素晴らしいです。動物たちの筋肉の動き、自然の雄大さなど、そこまで表現できるものなんですね。いやはや、技術はどこまで進化し続けるんだろう…もう私は見届けていくしかできませんけれども。

私が好きなシーンは、冒頭なんですよ(笑)「ンナーーーーッ・・・」で始まるところ。赤ちゃんシンバが掲げられるシーン。そしてドンッ!!とタイトル。アニメ版でも好きですが、今回の実写版でも気合いが入っていました。

ストーリーに目新しさはなく、むしろ「ん?」という箇所が無くもないです。でも勧善懲悪な展開は安心して観られます。なごみ系のプンヴァやティモン、ザズーのキャラがいい味出してます。お客さんも声出して笑ってましたが、彼らがいることで面白さが増していますよね。

吹替えについてはどうなんでしょうか?私は字幕なので全然違和感なく観られましたが。実写で言葉を話すというのに違和感を持つ方もいるようですが、私は平気でしたね。そんなもんでしょ。そこに突っ込んで批判するのは的外れな感じがしました。それより、やっぱりナラの声をビヨンセが担当しているだけあり、彼女の見せ場がちゃあ~んと用意されていました。ビヨンセのために字幕で観ているので私は大満足♪ほかの皆さんもぴったりだったと思います。シンバの声高い?って思ったけれども、最終的には気にならなくなりました。

実は先月くらいから本映画のサントラを聴きこんでいたので(もともと知っている曲なのに)、それを映画館の大音量で聴けたのは最高でした。ふふふ。

それと、リスニング力を強化したくてなるべく字幕を観ないようにしてるんですが、一か所「UMAMI」って聞こえたところ、日本語の「旨味(うまみ)」は英語になっちゃってるんですねー。急に日本語!?って思っちゃいましたけど、なんか好きです(笑)

ディズニーも、どんどんアニメの実写化を実現していきますが、人間が出て来ないものもこうして作られていくわけです。すごい時代だよなー。

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