『ありがち日記』

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」

旅行の記録はいったん置いて…
最近観た映画もあるので忘れないうちにまとめておきます。レオ様とブラピが共演、タランティーノ監督の映画、しかもシャロン・テート事件ぽいものが描かれているのが予告でわかったので、どんな風に描かれるんだろうと期待しながら観てきました。

まずは、あらすじから。

人気が落ちてきたドラマ俳優、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、映画俳優への転身に苦心している。彼に雇われた付き人兼スタントマンで親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、そんなリックをサポートしてきた。ある時、映画監督のロマン・ポランスキーとその妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)がリックの家の隣に引っ越してくる。(シネマトゥデイ)

もうねー、主演の2人の存在感がそもそも素晴らしくって!落ちぶれ気味のリックが見せる表情なんか本当に最高です。さすがレオ様。劇中劇の役も実際の作品名がばんばん出てきていて、架空の人物ながらうまくそこに溶け込むような作りは絶妙。どんどん進化し続ける役者さんなんですね。そこに、ちょっと余裕のある雰囲気でリックのサポートをしつつスタントマンでもあるクリフ。レオ様のサポート役なのでどうなのかな?と思っていたのですが、貫禄というかオーラがそもそも違うんですね…。例のカルト集団の住処に乗り込むシーンや、そことつながるラストのシーンはゾクッとするような魅力がありました。

そして、もう一人の主役と言ってもいいシャロン・テート(マーゴット・ロビー)。彼女の天真爛漫で愛らしく華やかな雰囲気が、この後に(現実世界において)起こるであろう悲惨な事件を考えると、あまりに対照的過ぎて可哀そう過ぎて涙が出そうに…。ここは彼女に対する監督の想いが詰まっていると思いました。監督のその想いは、衝撃のラストシーンにつながります。

あ、それまで暴力的なシーンが無くて忘れていました。すっかりこのまま終わりそうな気分でしたが、そこはさすがタランティーノ監督です。急にタガが外れて爆発した時には笑いが込み上げてきそうでした。賛否両論あるだろうとは思いますが、監督の悔しさや哀しみをも昇華させるかのようでした。実際とは異なるシナリオで、本当はこうなっていてほしかったな…という幸せなストーリー。感動的でした。

本作品では、実際の俳優さんたちのソックリさんが多く出演されています。ただ似ている人をちょっと出すというレベルではなく、時代の流れの中で、本人のバックグラウンドもしっかり踏まえたうえで監督の味が加わって描かれていたように思います。これまでと一味違って、興味深かったですねー。

160分くらいなので、予告など含めると3時間座りっぱなしとなります。皆さんドリンク飲んでらしたけど大丈夫だったんでしょうか?何人か席を立ってトイレに行かれた方もいましたけど。それと年代は高めの方が多かったですね😅描かれている年代的に当たり前か。私の父もわかるだろうなー。そうではない私なんかはわからないものもありましたが、それでも楽しめました。もう一回細かいところなども確認しながら観てみたいですねー(無理だけど)。

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