『ありがち日記』

「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」

ジム・ジャームッシュ監督、
トム・ヒドルストン、ティルダ・スウィントン、ミア・ワシコウスカが現代に生きるヴァンパイアを演じる。
すごいカッコいいー!!音楽も雰囲気も何もかも。
けだるく生きるヴァンパイアそのものの演技を見せるティルダとトムも浮世離れして美しく、
劇中で人間をゾンビ呼ばわりしているけど、この2人を見ていると、
「私はまさしくゾンビですーっ!すみませーん!」て気分になるよまじで。。。(笑)

ま、その2人からしたら、現代ってなんと生きにくいところなのかね~。
血を得るにも、病院からこっそりもらっていたりするし。お金で買収されていると思しき医者が出てくる。
アダム(トム)は、ロッカーなんだけど、名が売れることを求めてはいなそう。
どうやってお金を稼いでいるのかな?でもお金持ち感もある。
そりゃ何百年も前の品を今でも使っているような人たちだから、何かあるんだろう…

そうやって、誰にも邪魔されず静かにひっそりと生きている2人の世界に、
イヴ(ティルダ)の妹エヴァ(ミア)がやって来て、変化をもたらしてしまう。
私はでもこのエヴァも憎めないのだよね。可愛いし、自由奔放な感じで。
ある意味Theヴァンパイアとしての欲望を堂々と体現してる子だなって思ったわ。

映画の雰囲気としては、私は好みの映画に入るかなー。 
ところどころ、ふんわりと眠気が襲ってくるものの、それはそれで肩の力が抜けて良いかも。

岩手で公開されるのが遅くて、どんだけ待ったか…本当なら去年のうちに観られたはずなのに…
観に来ていた人の中には、「ジャームッシュを(観に来た)…」と言っている人もいて、かなりツウの方々も。
…このメンツだとトムヒ目当てがバレバレな気が(^_^;)
本当のことだから仕方ないんだけどねー。すごいカッコ良かった―トム。
短い髪もいいけど、少しロングな感じもまたGood♪あと脱いでるシーンで露わとなるぼでぃーもね(笑)
話し方(声)もかなりそれっぽいので、さすが舞台なんかで鍛えられているだけある。

観た後は脳みそがじーんとしびれる感覚というか、麻痺する感覚というか、
けだるさの中にも心地よい疲労感もあって、これがジャームッシュの世界なのか、、、と。
違ったらすみません。 

本当はホビットと二本立ても考えたけど、それをしなくて良かった。
頭をリセットして、近々ホビット観に行くぜー 


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事