「シングルマン」

トム・フォード監督、コリン・ファース主演。

観て良かったぁー。本当に、素晴らしい映画だと思う。
単にコリン観たさでこの映画を選んだということが、お恥ずかしい限り・・・。
映像の美しさ、人の心の美しさ、俳優陣の立ち居振る舞いの美しさ、どれを取っても
今年最後の映画鑑賞（たぶん）として、良い選択をしたと思わせるもの。

50代のゲイの男（コリン）は16年連れ添った恋人と死に別れ、深い悲しみの中で生活。
ある日、今日でこの人生を終わろうとして身の回りの整理を始めるが・・・。
「A SINGLE MAN」、孤独なある一人の男の話、って感じ。

演技（会話や目線とか含めて）も、ガンガン前に出てくる感じではなく、
抑えた演技の中からにじみ出てくる幸せな気持ちや切なく苦しい気持ちが伝わり、
もう、なんか「きゅーっ」とするのです。
さすが、コリン。←結局そこか・・・。

ぜひとも観ていただきたい。
ただ、男女の恋愛というわけではないのでちょっと・・・という方もおられるでしょうが。
違う、むしろ苦手な方に観てもらいたいのかなぁ。
人間誰しもが経験するかもしれないことだし。うん。

それにしてもきれいというかオシャレな雰囲気も良かったな～。
好きだな～。


すっかり余韻に浸ってしまい、しばらくボーっと引きずってます。
　←中津川河川敷
だからでしょうかね、こういう人のいない場所を歩いて写真とか撮っちゃうのは。
今日は久々に太陽を見たような気がするなぁ。
まぶしくキラキラと輝いてましたよ、雪が。
道路とか歩きにくくて「こんちくしょー！」って感じなのにね。

さーてと、お腹すいてきたのでご飯の準備を手伝ってきまーす！