東京の文楽公演に行ってきたのだけど、公演は17時から。
昼過ぎに東京へ着いて、まだ時間があったので、上野の国立科学博物館へ。
目的は、「チョコレート展」
あ、なんか暗くてわかりづら…入口もチョコレートで出来ていて、ほのか~に甘い香りが…
このチョコレート展では、カカオ豆の特性について、チョコレートの歴史、
チョコレート・ポットなどの展示や使い方、チョコレートができるまでの工程、などなど、
本当にいろんな面からチョコレートについて知ることができます。
日本でチョコレートを最初に売り出したのは、森○さんだったことすら知りませんでした(苦笑)
※以下、ネタバレもあるよっていうか、実際に観ることをおススメ!(自分のメモとして…)
カカオの木には6000個もの花が咲くのに、そのうちの数%しか実らない。
それも、花粉を運ぶハチなどの昆虫や、フンとして運ぶ動物や微生物の働きがあってこそ。
何だか、それだけでも奇跡的な気がしてくる。
そういうこともあってか、カカオって昔から特権階級の人々が飲むものだったようで。
原産国は中南米。4000年以上前にもさかのぼる歴史ですよ!すごーいなー。
貴重なものだから、お金のように献上したりするものだったそう。
16世紀頃になると、ヨーロッパの進出が始まる。
アステカ時代に征服が始まると、ヨーロッパにチョコレートが広まっていくのだけど、
庶民に広まるまでには、まだ少し時間がかかって、産業革命(18世紀頃)にやっとって感じ。
当時のチョコレートポットとか、可愛いのね。女子は好きでしょう、眺めるだけでもね~。
そうそう、ココアはやっぱり森○♪っていうフレーズは頭に残っているけど、
私にとっては、ココアはやっぱりバンホーテン♪(語呂悪し!)ですよ(笑)
バンホーテンさん、ありがとう!!って気分になりやんした。
日本には江戸時代に渡って来たようで。
それにしても、懐かしいパッケージとかあって、大人でも楽しめると思うなー。
子供向けには、チョコレート工場?
さすがに一人で行って、豆が潰される工程の部分を通るのは恥ずかしかった(^_^;)
カカオ豆を育てるところから、本当にたくさんの過程を経て、
私たちが食べるチョコレートになっているんだなぁというのが良く分かる。
カカオの生産国は途上国と呼ばれる地域がやっぱり多くて、生態系の保全や人々の労働環境について
私たちはもっと知るべきだと心から思いました。うん。
それだけ私たち、チョコレートを毎日のように食べているような気がするけど、
欧米に比べたらその消費量はケタ違いに…低い!
えっ!?まさかの展開でした。
確かに、チョコレートってヨーロッパのイメージが強いものね。
まだまだあちらには遠く及ばない日本。でも味は日本のものが一番しっくりくるよね…とかって。
そんなこんなで、本当に奥が深いチョコレートの世界を堪能してきたのでした。
お土産コーナー、マジで大人買いしてしまいそうだよ、ここだけの話。
予算を決めて行くべきでしょう!ふふふ~♪
最後に、チョコレートで出来た芸術的な作品をば。
国立科学博物館といえば、入り口前のでっかいシロナガスクジラでしょう。
これもチョコレートでできています。
チョコレートの甘い香りが会場全体に漂っていて、幸せな気分でした。
ものすごい並ぶというわけでもないので、1~2時間空いた時間で観に行けると思われます。
楽しかったー
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