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針金で色々作ってます

ミューズの憂鬱

2010年03月30日 | 針金
前回、萌え商品に関しての考えを述べましたが、新たな萌え商品が発売されるようです。
私の主張としては、絵柄じゃなくて世界観をしっかりさせるんや、ということでした。これに対して、今回の商品の情報から自説のフィードバックをしようと思います。

「萌えキャラヘアWAX」だそうです。

この商品は、「私立なんとか学園」に通う美少女をあしらったデザインで、オリジナルコンテンツとして、性格設定や4コマ漫画も配信しているそうです。
だいたい私が主張したような感じですが、私にはハードルが高すぎました。
なんというか、非常にチャレンジャブルな出来です。なんでも挑戦することは、長所とイコールで結ばれていないようですね。

この絵柄をお見せしたいのです、言葉で説明するなら、悪く言えば市役所のちょっとはっちゃけたポスター、悪く言えばダッチワイフのパッケージ。そんな感じです。
そもそもヘアワックスなのに、なんでこんなに髪の描写が残念クォリティーなんでしょうか。最近の絵を描く人はみんなそこそこは描けるので、ここまで立体感に乏しい絵は、珍しい部類に入るでしょう。
版権物ではないパチンコの方が、まだましなレベルでした(NETを除く)。

絵柄、大事。お前分かれ。


さて、もう萌えという言葉には不審しか感じませんが、最近CDが売れていないようですね。「CD 売れない」で検索したら2008年位からのソースしか得られませんでしたけど、まあ、売れない、ってことにして話を進めましょう。

こういう時の話として、雑誌が売れない、本が売れない、視聴率が上がらない、それは消費者の嗜好が細分化されたからだ、という流れに必ず行き着きます。
そして、インターネットの台頭によって、それらは駆逐されていたのだ、とも続きます。
さらに、ネット配信なり、ダウンロードコンテンツなりで、ネットに依拠したビジネスにシフトすべきだ、とも続きます。

だいたいの人がこう言ってるような気がしますので、そうなのかなあ、とは思います。んー、考えがまとまらないので明日にでも続きを書きます。

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