VEZELの納車まであと2ヶ月。時間があるので、色々と考えてしまう。
LANDCRUISER PRADO(TX-LIMITED 4,000cc)が気に入っていただけに、指名買いではなくて、消去法で残ったのがVEZEL。
その過程を記録しておきます。
【車の用途】
<用途>①レジャー、②都内・近郊への買い物・仕事
<趣味>渓流釣り、キャンプ、スノーボード、ゴルフ
<家族構成>子供二人、愚妻
【ランドクルーザープラド買い替えの動機】
・①レジャーの用途が最大で、それこそ月に2回以上は渓流釣り(キャンプ)やスノーボードにでかける生活をしていた時は、ランドクルーザープラド(120系)が最高の相棒。ところが、2年半前から仕事が忙しく休日もほぼ休めなくなってしまい、それこそキャンプやスノーボードに出かけられるのが、それぞれ年に2~3回になってしまった。
・したがって、用途としてはほとんどが②都内・近郊への買い物・仕事。
・さらに、子供が中学生になって、家族4人でレジャーに出かける事はほぼなくなってしまった。
↓
となると、ハイオクで街乗りリッター5kmちょいしか走らず、幅が1875mmランドクルーザープラドを持て余すばかり。
↓
ダウンサイジングを決意するが、「欲しい」と指名買いできる車種がなくて、候補車を次々と試乗。
ヴェゼルが発売されるまで、半年以上、どれにも決められないでいた。
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【最初の候補】
・ダウンサイジングといっても、ランドクルーザープラドを95系、120系と気に入って乗り継いでいたので、他のSUVの予備知識は何もなかった。そこで、プラドに乗っていると目線の下に来る「小さいけどいいデザインだな」と感じる車が、見た目で真っ先に候補に挙がる。
①VOLVO XC60
内装は落ち着いているし、デザイン的にもオーソドックスで都会的。ところがカタログを見てビックリ。
全幅が1,890mmあって、プラドより幅広い!!
これでは、全くダウンサイジングにならないので候補落ち。
②BMW X3
ならばと、X5小型版のX3のカタログを取り寄せ。
プラドから見下ろすと、X3はかなりコンパクトな印象があった。
ところが全幅は、1,880mm。全然、コンパクトじゃなかった!
③RANGE ROVER イヴォーク
実は、一番カッコいいなあ!と思ったのがコレ。
でも、見るからに幅が広そう・・・
案の定の1,900mm超え。
ここで、輸入車は完全に候補外に。
他にコンパクトSUVはあるけれど、ヨーロッパ系はなぜかほとんど日本仕様にAWD設定なし。
SUVにFFを選択する意味が私には全く理解出来ない。
走りたいならワゴン、セダン、ハッチバック。荷物積みたいならミニバンの方が優れている。
【あらためて、候補車の条件】
①走って楽しいこと
②レギュラーガソリン、あるいは軽油でリッター15km以上の実質燃費があること。(目指せプラドの3倍!)
③AWDであること
④3名乗車で、キャンプやスノーボード、ゴルフの道具が難なく積載出来る事
⑤全幅がせめて1815mm(昔乗っていた初代ハリアー基準)以下であること
【具体的な候補車】
上記のような経過で、前回記事にした車選びに。
↓
http://green.ap.teacup.com/bluemonday/149.html
【候補にならなかったライバル車】
①日産JUKE
当然いろいろなサイトの記事を読んだわけですが、なぜか日産「JUKE」と比較しているものが多い。
これは全く理解の範囲外。
排気量が同じという理由だけ?
私の認識としては「マーチの変形版パイクカー」。SUVというイメージは全くない。
②日産X-TRAIL
前回の記事でも書いた通り「なんちゃってクロカン」な先代までのエクストレイルは、唯一「嫌いな車」だった。
キャンプ場やスキー場でエクストレイルがわがプラドの横に並ぶと、思わず「ぷぷっ!」と失笑を禁じ得なかった。これがスズキ「エスクード」だと、「なかなかいい車に乗っているなー」という印象。
エクストレイルは欧米で惨敗、一方でホンダ「CR-V」は潔いシティ派ぶりで海外好調。
当然の結果だと思う。
だから、新型エクストレイルは、エクステリアをシティ派に衣替え。
そうなってくれば、「なんちゃってクロカン」的恥ずかしいイメージは払拭してくるのかと思いきや、この(↑)イメージ写真。
相変わらず、岩場を走らせたタフなイメージ作り。
この「偽物感」半端ない。
タフな車が欲しいなら、クロカン一択。
SUVはシティーユースがメインだからこそ、欲しい訳です。
新型はエクステリアは格段に良くなったから、これでクリーンディーゼルでも積んでいれば候補になっていた。
もっとも、ネガティブ・イメージの定着したエクストレイルという名前を捨てて、完全なニュー・モデルとして発表されていればという前提だけれども・・・。
③ハリアー
発売直後、出張で行った名古屋駅の近くのビルに、ハリアーの展示車があったので手に触れてきた。
なんの予備知識もない段階での第一印象は、「うわ、カッコ悪っ!」。
明確な理由はない、飽くまで直感。
初代ハリアー(3000cc)はかつての愛車。シティ派SUVとして当然愛着があるのだが、あまりのダサさに閉口してしまった。
そして、帰宅してかるくネット検索してみると、もはや海外レクサスの日本版ではなく、完全な国内限定車になっていることが判明。
なるほどな、と納得。
驚いたのが、この内装。
30年くらい前の田んぼの中のモーテル的ゴージャス感。センスの悪さが光る、和式洋風デコレーション。
これではとても欧米で通用しないだろうと思ってたら、案の定の国内専用モデル。
この車を、レクサスRXの国内仕様であった「ハリアー」と名付けてしまうトヨタのマーケティング戦略にがっかり。
エクステリアも、小さなベース車両を無理矢理引き延ばした感じで、アンバランス。
かつてハリアーに乗っていた私からすれば、こんなのはもはやハリアーではない。
【車選び】
という経過で、最終的に「ダウンサイジングになるまともなSUV」ということで残った候補が、
スバル「XV」「フォレスター」
マツダ「CX-5」
そして、「XV」の対抗として候補に挙がったのが、
ホンダ「ヴェゼル」
スズキ「エスクード」はとても好きな車なのですが、モデル末期ということで候補外に。
どうせなら、新しいモデルに乗りたかったのです。
最終的な試乗比較は、前回の記事で。
↓
http://green.ap.teacup.com/bluemonday/149.html
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