僕にとって車は必需品ではなく単なるレジャー目的なので、ミニバンやワゴンましてやセダンが醸し出す生活臭に全く興味が向かなかった結果だ。
究極的には、ホンダのエンジンとトヨタの四輪駆動が好きなだけなのだろうけれど。
今年度上半期、上記ジャンルに当てはまる車種で上位にいるのは下記。
4位 C-HR (新車)
15位 VEZEL (昨対86.3%)
18位 ハリアー (昨対149.0%)
20位 エクストレイル (昨対99.9%)
27位 CX-5 (194.5%、フルモデルチェンジ)
<C-HR>
山に出かけアウトアアクティビティを楽しむ人間で、この車を買う人はほぼいない。
形だけSUVでしかなく、ほとんどの購入者は「エコカーの中で形が良く見える」という理由だけだろう。
トヨタのマーケティングの正確さを証明すれども、FUN TO DRIVEなSUVとして評価する項目一切なし。
最低地上高が低いので、SUVのジャンルに分類したくないパイクカー。
<ヴェゼル>
上記C-HRのあおりをまともに受けたのが同じハイブリッド車であるヴェゼル。
登場してまる4年経過し、昨対86%を維持したのは上出来だと思う。
ハイブリッドにしてAWD 、踏めば爽快に回転する1,500ccエンジン(DCTの恩恵)、回頭性の素晴らしさ。
それでいて最低地上高があるので未舗装道路にも入っていける。
<ハリアー>
この車が昨対で1.5倍も売れている理由が理解できない。
初代ハリアーに乗っていたが、それは米国レクサスの国内仕様であり、作りが本当にしっかりとしていた。
ところが、現行は国内専用車。
ベース車は旧型RAV4。
お台場で実車に触れたが、当然ながらドアもシートも全てが安っぽい軽いタッチ。
かつてのハリアーが持っていた価格に見合わぬヴァリューは皆無。
ナムコのスマホアプリゲーム「ドッカンバトル」風に名付けるならば、「なんだかいけそうな気がする厚化粧ブス ハリアー3」と言ったところか。
フロントヘヴィーで非力なだけの、マイルドヤンキー御用達車?
<エクストレイル>
先代までのエクストレイルは、ランドクルーザープラドのワナビーでしかなく、デザイン性皆無(良く解釈して無骨)、頑丈さ皆無(モノコックFFベース、トルクオンデマンド)の乗るのが恥ずかしい車種だった。
ところが現行は、国産SUVの中では最高峰とも思えるデザイン性。
所詮インチキSUVなのだと割り切って、無駄に走破性をアピールしなくなった。
汎用性の高いSUVとして、国内車最良の選択だろう。
<CX-5>
初代はクリーンディーゼルという個性で、圧倒的な存在感があった。
ところが、フルモデルチェンジしてみると、コンセプトはそのままキープ。
デザインの方向性も大差ない。
かつてのナンバー1 人気SUVも、今となってはリリース直後に上記車種に全く及ばない不人気車種に。
マツダ車は、内装の安っぽさ(造形だけBMW)、エンジンの爽快感不足、FFゆえのフロントヘビーな不快感が一切改善されない。
実際乗ってみるとホンダ車に比べて何もかもがZOOM ZOOMしていないのだから、仕方がない。
<番外>
発売と同時に酷評済みのレヴォーグとCX-3が圏外なのは当然のこと。
ユーザーを馬鹿にした中途半端な車で勝負できると勘違いしたマツダとスバル、このままだと国内マーケットを縮小させていくばかりだろう。
特にスバル。いつまでオワコン化したCVTにこだわるつもりか。
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