アル・B.・シュア!を一発屋と呼ぶことに抵抗を感じる人もいるかもしれない。
しかし、ナショナル・チャートでTop 20入りしたシングルはNite and Dayだけであり、大ヒットしたのはこのデビューアルバムだけ。
セカンドもファーストの余韻でゴールドディスクにはなったものの、トリプル・プラチナとなったこの作品から見たら大失敗。
セカンドアルバムのリード曲、ニュージャックスウィングのブームに乗っかってスマッシュヒットしたが、決して佳曲ではない。
で、一発屋を否定しているのかと言えば、むしろその逆です。
一発の大ヒットを生み出した作品とアーティスト、その一瞬の輝きはまごうかたなきものであり、それは35年の時を経ても色褪せないのです。
私は、これからもこのレコードを愛聴し続けることでせう。