先日のブログでお伝えした“お遊び”の結果ですが、
その前に今回使用した「SRH294」の紹介を
・クラリオン製2cmピュアソフトドームチューンアップツイーター
・定格:50W MAX:200W
・再生周波数帯域:1.8kHz ~ 80kHz
・クロスオーバー周波数:5kHz(-6dB/oct)
・価格9,240円
チューンアップツイーターでこの価格でこのスペックを有する物はなかなかありません。
ここで注目は“再生周波数帯域:1.8kHz ~ 80kHz”!
普通の2waysセパレートスピーカーのツイーターですと上は20KHzもしくは22kHzまでのものがほとんどです。
そうなると、音楽の「空気感」や「雰囲気」、「リアルな息使い」などを表現するのには少し物足りません。
通常ですとスーパーツイーターがその役割を担うのですが現在では一般的なものではカロッツェリアからしか発売されてなく価格も4万円ほどします。
※ちなみにカロッツェリアのスーパーツイーターの再生周波数帯域は7kHz~100kHzです。
そこで、お手軽にリアルさを求めるため今回通常の2wayセパレートに追加する形でSRH294との組み合わせを試してみたわけです。(つまりツイーターは4つになるわけです)
※クラリオンのスピーカーは総じて癖が無く自然な音色の物が多く他メーカーともあわせやすいです。
で、今回当店にあるモレル・DLS・HERTZ・BOSTONで試聴しました。
<結果>
・音数が明らかに増えました(聴こえていなかった高域が再現されます)
・高音に艶や響きが加わるようになりました。
・クリア感が出ます(音の輪郭がわかるようになります)
<感想>
率直に、これはこれで“アリ”だと思いましたね。
音色に癖の無いクラリオンのツイーターだからだとは思いますが、違和感無く音が重なりますのであまり後付け感がなく好感が持てると感じました。
もっと煮詰めるなら、付属のネットワークを使わずマルチで使用して周波数を細かく設定すればさらに高域に一体感がでそうです。
興味のある方や最近音に行き詰っている方はまずは当店でお聴きになって、ご自分の耳で判断してみてください。
組み合わせるスピーカーによっては意外と面白い結果が出るかもしれませんよ♪
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