オルタナティブロックバンド“サウンドガーデン”のフロントマン“クリス・コーネル”による
デビューソロアルバム。
サウンドガーデン自体はクリスの脱退にて解散。
その後2年の月日を経て今回のアルバムを完成させる。
バンド時代は重く引きずるようなリフサウンドが主体の音楽をやっていたが
今回のソロアルバムは彼の声をメインに『歌物』としてのロックサウンドを構築している。
全体の印象は暗く、決して明るくなりき . . . 本文を読む
ペンシルヴェニア州出身のギタリスト、リッチー・コッツェンのビクター移籍第1弾アルバム。
ソウル、ブルーズ、ファンク、ロックなどの様々なルーツをバックに、
今回も彼自身の歌を中心にした渋い楽曲が並ぶ。
通常ギタリストのソロ作品となると外部のヴォーカリストを起用する場合が多いのだが、
リッチーの場合そんな必要は全く無いくらい歌唱力もあるので歌物としても聴きごたえ十分のアルバムである。
もちろんギタープ . . . 本文を読む
“筋金入りのアナーキスト”の異名を持つ、オランダ出身テナーサックス・プレーヤー
DULFER(ダルファー)のデビューアルバム。
あえてジャンル分けするならば“FunkyなJAZZ/FUSION”
打ち込みによるリズムトラックをバックにロックギターサウンドとサックスとのコラボレートや
ダンサブルな楽曲の中で自由奔放にプレイするこのファンキーオヤジ、
実はあのキャンディーダルファーの実父でもある。 . . . 本文を読む
ロシア在住アコースティックギターデュオ“CON BRIO”のギターインストアルバム。
リードギターのアレクゼイとリズムギターのアレキサンダーの超絶テクニックと
驚くべき豊かな表現力はインスト物にありがちな退屈さは皆無。
楽器をやらない人にでも十分アピールできる楽曲(殆どがカバー曲)は
彼ら独特の『音世界』に自然に引き込まれていってしまう...
(③はクラプトン、④はスティングのヒット曲)
ロシ . . . 本文を読む
タック・アンドレス(G)とパティー・キャスカート(Vo)による3作目のアルバム。
タックの情感あふれるギタープレイをバックにパティーの深みのある歌声が
聴く者の心を捕らえて離さない秀逸な作品。
全12曲中9曲がカバーだがどれも“TUCK & PATTIオリジナル”と思えるほど
見事に彼らの個性がブレンドされている。
特にトラック9の“High Heel Blues”のパティーのヴォーカルは圧巻 . . . 本文を読む