今回は定番のデッドニング施工です。
但し、今回は部分的に別素材も使いながら
ちょっとした音質チューニングも行っています。
まずはドアパネルを外します。
純正の状態ではこの様にブチルにてビニールが付けられています。
このビニールを剥がすのですが、その際ブチルゴムがドア鉄板側にこべり付いて、
なかなかきれいに剥がれませんのでクリーナーなどを用いてきれいに剥がします。
この作業で手を抜くと制振材が剥がれやすくなりますのでしっかりきれいにしなければなりません。
デッドニング施工ではまずこの工程に時間がかかります。
ミッドレンジの背面に吸音材を貼り付けます。
施工のランクによってはこのドアパネルアウター側も制振するのですが今回は行いません。
通常の施工と今回違う部分は、このミッドレンジ付近の制振になります。
この部分を別の素材(今回は比較的柔らかな材質)にする事で
本来だと全体的にカッチリした音になるところ、柔らかさも演出する事が出来ます。
制振材はレアルシルトを使用しましたが、アルミテープにて剥がれ防止も行っています。
デッドニングの効果はなかなか文章では伝わらないのが現実ですが、
実際に施工していただいたお客様に施工前と施工後を聴き比べていただくと
その違いに納得される方がほとんどです。
普段は目に見えない部分に費用をかけるのは不安な部分もあるかと思いますが
しっかりとスピーカーを鳴らすには非常に大事な施工になりますので
スピーカー交換をされている方はもちろんの事、純正スピーカーをお使いの方にも
ぜひ行っていただきたい施工の1つです。
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