今回はエスティマのリヤスピーカー交換です。
エスティマのリヤスピーカーは量販店では取付不可と言われますが、
取付部分を多少加工をする事で各オーディオメーカーの
スピーカーが取付可能になります。
今回取付けるのはモレルのTEMPOコアキシャルの5インチモデルです。
インナーバッフルは純正を元に作成しています。
このモレルTEMPOコアキシャルはちゃんと別体のネットワークが付属していて、
このクラスの中でも高音質なコアキシャルスピーカーになります。
エスティマの様なミニバン、1BOXカーのリヤスピーカーを交換するには
リヤサイドパネルを左右とも外さなければいけません。
これがまず手間のかかる作業になります。
純正リヤスピーカーを外すと、こんな感じで穴が開いているのですが、
この穴が思ったよりも小さく、社外品のスピーカーではマグネット部分が当たってしまい
そのままでは取り付けできません。
ですので、穴部分の鉄板をカットして広げ
取付スピーカーが接触しない事を確認してからインナーバッフルを固定します。
(なるべく大きくカットした方が、音の抜けも良くなると思います。)
バッフルを固定したらネットワークを取り付け、スピーカー本体を固定します。
リヤスピーカー取付に際しての注意点ですが、
バッフルと車両側取付面の間に隙間が開いてしまいますので
防音シートなどでその隙間をしっかり塞ぐ事が必要になります。
今回スピーカーケーブルは純正を使わずデッキ裏まで新たなケーブルで引き直します。
外部アンプを使用していないナビヘッドでも、スピーカーケーブルを新たに引き直す事は
音質UPに非常に有効な施工になりますので、これからスピーカー交換をお考えの方は
できればご予算の中にスピーカーケーブル引き直しもお考え頂くと
一緒に作業が可能ですので、工賃的にもお得になります。
パネルを全て戻して終了です。
今回取付けたモレルTEMPO COAX5は中低域が分厚く、ボーカルのリアルさと
耳あたりの良い高域がコアキシャルならではのバランスで上手く表現され
聴いていて飽きない音に仕上がっています。
今後、外部アンプを追加する事があれば、更にそのポテンシャルは上がりますので
それもまた面白いのではないでしょうか。
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