先週約17年間 共に生活をしていた、にゃんこが旅だっていきました。
17年をネコの年に換算すると 90歳くらいだそうです。
旅立つ2-3週間ほど前から、急に 様子がおかしくなり、くいしんぼう 君が 食べなくなりました。
獣医さんによると、ねこは、年を取ると腎臓に支障がでることがよくあるそうで、極度の脱水状態
との診断でした。
やがて、腰が定まらなくなっていきました。
そして、 歩けなくなり 食事をする時は、起こして支えなければ 食べられなくなり。
トイレも、両足を開いてあげて、背中をさすりながらでないと、自力では用も足せないようになり・・・。
※これにはにゃんこ自身が ショックを受けていた様子
ついに、先日 旅立っていきました。
※以下は、1年ほど前の写真。満腹でご満悦♪ で寝ているもの。
このお別れは、覚悟はしていたものの、悲しい、悲しいい体験でした。
ネコのご飯トレーを見ては号泣し、部屋を見渡して居るべきはずのネコがいないと泣き。
ほんと、良く泣きました。 (*^^*)
悲しみと失意の中に、数日 浸り切ってみました。
こんなに、悲しくて大丈夫なのか?とも 思いました。
不思議なことに、「悲しい」「さみしい」という感情を 流し出していくうちに、
それは、薄れ落ち着いていったのです。
そして、最終的には 『いろいろ楽しかったね。また次に会う時まで バイバイ』
といった感覚に変わって行きました。
生きていくと いろんな事が起こり、いろんな気持ちを感じる ものですが、
私達は、無意識に、また、意識的に感情を抑えよう としてしまいます。
しかし、
どんな感情も抑える必要はないんだ、という事を改めて体感することができました。
悲しい時は、こんなことで自分は悲しいと泣けばいいし。
悔しい時には、こんな事があって私はくやし~い!!って怒るなり、泣くなりすればいい。
感情を抑えてしまったら、それは、感情をブロックする事になり、
知らず、知らずのうちに 感情に 鈍感な体質になってしまうようです。
悲しみと失意のその先には・・・
やんわりとした温かさ ・ 流れた時をかみしめる。そんなひと時がありました。