ロックソーラン裏話

2007-11-03 20:17:04 | いろいろ
ウマく成功したから良かったね~やけど、
今回の学芸会、一番緊張してたのは担任の先生。
一週間に一度は経過報告じゃないけど、プリントを出されてました。

最初、ロックソーランをしようと決めた時、
子供達が思いのほかノッてきたので、じゃあやってみようと。
でも子供達の性格から言うて(2年間担任をしてくださってます)、
とても仲良しやけど、欲のない子供達なので、
達成感に対してもあまり欲がない。
なのでここまで盛り上がって踊れるか心配。
こんな内容の手紙を配ってはりました。

2度目のプリントでは
運動会が終わってからの練習なので1ヶ月弱。
担任の先生はぶっちゃけ「無理やと思います」と懇談でも仰ってました。
でも6年間歩んできた同じ仲間との何か思い出を作りたい。
みんなで力を合わせて何か感動したい。
頑張れば出来ないことはない。
ということを子供達に感じて欲しいと言う先生の熱い思いを
子供達は感じたのか、それとも頑張ろうと思ったのか。
「先生、大丈夫やで!頑張るわ」という頼もしい言葉を出してくれた。

3枚目は学芸会当日。
終わった後に感情のままに書かれたんでしょうね。
感動・感動・感動!そして涙・涙・涙
こんな題名のプリント(笑)
「こんなに感動したのは久しぶりだ!実は先生が一番緊張していた。
朝から落ち着かなく、そわそわ。劇も他の学年はどうも落ち着いてみていられない。
やっと落ち着きだしたのは5年生の歌声を聞いたあたりから。
それは何故か。客席に座っている君達の表情を見て
「なんで担任がビビッてんのやろ?」と・・・
それくらいみんなの表情は自信たっぷり。
「やってくれる」そう思いました。~中略
先生はロックローランの始めからもう「ウルウル・・・」「涙・・・涙・・・涙」でした。
先生だけじゃなく、君たちは会場の人々に勇気・希望・感動・元気など
さまざまな力を与えることができたんだよ。
これで大丈夫!クラス一つになったこと。大人になっても忘れることはない。
思い出の扉を開けた時、きっと感動がよみがえってきます」

先生の熱い気持ちがしっかりと伝わりましたわ。
今の若い先生には薄れてしまった熱い思い。
私らと同年代の担任の先生やからこそわかりますとも。

いい担任の先生に巡りあえたわ。
後の数ヶ月も思い出深いものになるやろうね。