幸いながら我が家の2人は、夏バテ知らず
ご飯も毎日モリモリ食べて元気です!
皆さんは大丈夫ですか?
2人とも暑さに弱い犬種。
ラヴは地面からの距離が近すぎ、ルイは鼻ぺちゃ。
この時期のお散歩にはかなり気を使ってます。
先日、同じ病院に通ってるフレブルちゃんが
熱中症で亡くなりました・・・
聞くとお散歩に13時頃行っていたようです。
かわいそうに・・・そんな時間に毎日お散歩
行くなんて、死ねって言ってるようなもんですよ。
毎年この時期になると、病院で『この前、熱中症で
○○ちゃんが亡くなったよ』って悲しいお知らせを
聞きます。
熱中症について
①地面の温度
日中の路面は、50℃を超えるほど高温!
肉球が火傷をして、皮膚がめくれる事もあります。
犬がいる位置の空気は、路面の熱でかなり
熱くなっています。
熱い空気を吸って体温が上昇し、熱中症になる
危険も。
路面に近く、地面に直接足がつくので、熱を
まともに受けてしまいます。
日が沈んでも空気が暖められている為、
路面の温度は下がりにくく、20時になっても
アスファルトの表面は35℃の高温です。
②車内の温度
夏は絶対にワンちゃんを車に乗せたまま
待たせないで下さい!
窓を開けていたとしても、10分でもかなり危険です。
私のお友達にも、スーパーで屋根のある駐車場
(人間にとっては涼しい)で15分お留守番をさせて
戻ってきたら亡くなっていました。
暑い中、1人ぼっちで苦しんで死んでいったと思うと
胸が痛みます。
③サマーカット
この時期になると、サマーカットをするワンちゃんを
よく見かけます。
暑い夏は少しでも涼しくしてあげよう!と思って
サマーカットをされている方もいらっしゃると思います。
これがワンちゃんにとっては逆効果。
ワンちゃんはその犬種犬種で、体が季節に対応
できるようになっています。
毛で体温調節していたのに、サマーカットで
直射日光をダイレクトに受けてしまい、
自分で体温調節が出来なくなり
ワンちゃんにとっては非常にツライ事も。
サマーカットをされている方は、普段以上に注意
してあげて下さい!
④乾燥
シャンプーの後、水気がついたままにして
直射日光を浴びると、体についた水滴が
レンズの役割をして、火傷に似た症状を起こしたり、
水蒸気が全身を覆う状態になってしまい、
熱中症の原因にもなります。
シャンプーや水遊びの後は、ドライヤーで完全に
乾かしてからお外で遊びましょう!
熱中症の症状
・落ち着かない様子
・呼吸が荒い
・ヨダレが沢山出る
・立ったまま上を向いて呼吸する
・舌がダラリと下がる
・目がうつろ
・体温が高くなる
・歯茎の色が赤くなる
対処方法
・負担をかけないように、ゆっくり涼しい場所に運ぶ
・すぐに冷たい水をかけて体温を下げる
・水がかけられない場所であれば、冷やしたタオルや
冷たい液体が入ったペットボトルを足の付け根に
あてる
・特に太い動脈が流れている、首と足の付け根を
冷やすのが効果的
上記の処置をしながら動物病院にすぐに行って下さい。
熱中症は死に至る事もあります。飼い主さんの
判断で“もういいだろう”と思わず、獣医さんの指示に
従って下さい。
皆さん、気をつけて夏を乗り切ってください!!