ブログをやっているお陰で、昔のバンド仲間や学生時代の友人からメールを頂くようになった。
こうして連絡を取り合うなんて何年ぶりだろう・・
多分30年ぶりかなぁ。
本当にありがたい。
さて、学生時代の友人のメールにこんなことが書かれていた。
「二井原、久しぶりぶりやな元気か?・・・・・二井原、あの事故のこと覚えているか?」
あの事故・・・・・
実は僕は19歳のころに一度死にかけている、いや一度死んだのかもしれない。
それは、死んでもおかしくない大事故であった。
大学時代に友人4人で深夜のドライブに出かけた。
友人の田舎へ行くことになって深夜高速に乗った。
友人の実家は田舎の山奥にあった。
友人はその山道で「ここは俺の庭やねん!」と言ったやいなや、アクセルを猛烈に踏み込んだ。
いつもは一人で猛スピードで走り抜けるその道も、その日は4人が乗っていて車の重さが普段と違っていた。
車は大きくスピンをはじめたかと思うと宙に舞った。
山道は左が山肌で右側が約20メートル程の断崖絶壁で下には大きな川が流れていた。
その川には大きな石やごつごつした岩がゴロゴロとしていた。
車は宙で何回も回転をして山肌に激突。
その勢いで再び地面を回転しながら右側の断崖絶壁へまっしぐら。
本当ならそのまま車は断崖絶壁からダイブして真っ逆さまに川へ落ち、ごつごつした岩にぶつかり大破か、車中で溺死していただろう。
そこで奇跡が起きた。
車は大回転しながら断崖絶壁の手前にあった一本の木に激突。
車は奇跡的にダイブの直前で木に助けられた。
車は物凄い爆音と共に地面へ叩きつけられて大破した。
車の前面部分はグシャグシャに壊れ、大回転の為に天井部分も大破した。
車は殆んど原形をとどめ無いほどの破壊ぶりだった。
車が大回転中、車内は騒然としたけれど、僕の目には映画のワンシーンのようにスローモーションだった。
サーフィンで波に飲まれた経験のある方なら想像が出来ると思うけれど、まさにあんな感じでどっちが上で下か分からないほど。
車は天地が逆になった格好で停車。
僕達は一瞬気を失ったようだったけれど、友人の叫び声で皆正気に戻った。
僕達は割れた窓から車外へ出た。
車からは煙がもうもうと出て惨たんたる状況だった。
ドライバーだった友人は手首を負傷した以外、僕達は奇跡的にかすり傷一つ無かった。
ただ、頭を打ったのか数日脳震盪のような感じだったけれど。
通りがかった車の人が警察を呼び、20分ほどで救急車とパトカーが到着。
事故現場を見た瞬間警察官が「死体はどこや?」と言って捜索はじめた。
僕達が「全員無事です」と言ったら、警察が大破した車を指差して「こんなにグシャグシャニなって死人が出なかったのか??」と大声を出した。
あの夜、あの一本の木が無かったら、僕達は確実に死んでいただろう。
今年で、48歳になる。
赤ん坊のころにポリオにかかったけれど、それ以外怪我も大病も無く今まで生きてきた。
毎日元気に朝を迎える。
あまりにも当たり前のことだけれど、今生きていることが奇跡的だということを思い知る。
こうして生きている奇跡に感謝するのだ。
沢山の人が病気や怪我で今この瞬間闘っている。
元気な僕達は健康でいると言う奇跡を忘れがちだ。
こうして今この瞬間生きているのはまさにこれは奇跡なのである。
この奇跡に感謝せずにはおれない。
そして、今こうして元気に生きているのには何かしらの意味があるのだろうと痛感する。
ちなみに、その時の友人二人は福祉関係の仕事で人の為に働いている。
もう一人は主婦になった。
そして僕は歌を歌っている。
こうして連絡を取り合うなんて何年ぶりだろう・・
多分30年ぶりかなぁ。
本当にありがたい。
さて、学生時代の友人のメールにこんなことが書かれていた。
「二井原、久しぶりぶりやな元気か?・・・・・二井原、あの事故のこと覚えているか?」
あの事故・・・・・
実は僕は19歳のころに一度死にかけている、いや一度死んだのかもしれない。
それは、死んでもおかしくない大事故であった。
大学時代に友人4人で深夜のドライブに出かけた。
友人の田舎へ行くことになって深夜高速に乗った。
友人の実家は田舎の山奥にあった。
友人はその山道で「ここは俺の庭やねん!」と言ったやいなや、アクセルを猛烈に踏み込んだ。
いつもは一人で猛スピードで走り抜けるその道も、その日は4人が乗っていて車の重さが普段と違っていた。
車は大きくスピンをはじめたかと思うと宙に舞った。
山道は左が山肌で右側が約20メートル程の断崖絶壁で下には大きな川が流れていた。
その川には大きな石やごつごつした岩がゴロゴロとしていた。
車は宙で何回も回転をして山肌に激突。
その勢いで再び地面を回転しながら右側の断崖絶壁へまっしぐら。
本当ならそのまま車は断崖絶壁からダイブして真っ逆さまに川へ落ち、ごつごつした岩にぶつかり大破か、車中で溺死していただろう。
そこで奇跡が起きた。
車は大回転しながら断崖絶壁の手前にあった一本の木に激突。
車は奇跡的にダイブの直前で木に助けられた。
車は物凄い爆音と共に地面へ叩きつけられて大破した。
車の前面部分はグシャグシャに壊れ、大回転の為に天井部分も大破した。
車は殆んど原形をとどめ無いほどの破壊ぶりだった。
車が大回転中、車内は騒然としたけれど、僕の目には映画のワンシーンのようにスローモーションだった。
サーフィンで波に飲まれた経験のある方なら想像が出来ると思うけれど、まさにあんな感じでどっちが上で下か分からないほど。
車は天地が逆になった格好で停車。
僕達は一瞬気を失ったようだったけれど、友人の叫び声で皆正気に戻った。
僕達は割れた窓から車外へ出た。
車からは煙がもうもうと出て惨たんたる状況だった。
ドライバーだった友人は手首を負傷した以外、僕達は奇跡的にかすり傷一つ無かった。
ただ、頭を打ったのか数日脳震盪のような感じだったけれど。
通りがかった車の人が警察を呼び、20分ほどで救急車とパトカーが到着。
事故現場を見た瞬間警察官が「死体はどこや?」と言って捜索はじめた。
僕達が「全員無事です」と言ったら、警察が大破した車を指差して「こんなにグシャグシャニなって死人が出なかったのか??」と大声を出した。
あの夜、あの一本の木が無かったら、僕達は確実に死んでいただろう。
今年で、48歳になる。
赤ん坊のころにポリオにかかったけれど、それ以外怪我も大病も無く今まで生きてきた。
毎日元気に朝を迎える。
あまりにも当たり前のことだけれど、今生きていることが奇跡的だということを思い知る。
こうして生きている奇跡に感謝するのだ。
沢山の人が病気や怪我で今この瞬間闘っている。
元気な僕達は健康でいると言う奇跡を忘れがちだ。
こうして今この瞬間生きているのはまさにこれは奇跡なのである。
この奇跡に感謝せずにはおれない。
そして、今こうして元気に生きているのには何かしらの意味があるのだろうと痛感する。
ちなみに、その時の友人二人は福祉関係の仕事で人の為に働いている。
もう一人は主婦になった。
そして僕は歌を歌っている。