MINORU NIIHARA "ROCK ME BABY!!!"

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GREETING & 四方山話etc

「愉快なかじ屋」

2009年07月22日 04時57分29秒 | GREETING
僕が良く聴くクラシックCD「α波クラシック」と言うコンピレーションアルバム。

朝、ウォーキングで山道を森林浴しながらこのCD聴くと気持ちがいいのよ。

このCDの1曲目がヘンデルの「愉快なかじ屋」

ピアノの小作品だけど、まさに朝が良く似合う清々しい明るい曲。

で、ふと思ったのだけど、この邦題である。

「愉快なかじ屋」・・・

クラシックって、時に、こんなタイトルの曲があるよね?

曲を検索して調べれば、きっとタイトルの由来にも行き着くのだろうけれど。

それにしてもだ・・・・

ヘンデルさん、あんたって人は・・・「かじ屋」が「愉快」なのですのよ!

なんかオモロイ・・・オホホ。

何が、オホホなんのか分からんが・・・。

色んな職業があるにも拘らずだ、何故に「かじ屋」なのか?

それも、その「かじ屋」が「愉快」と来たモンだ!

「かじ屋」って金属を叩いて加工する職人さんのことだよね?

「かじ屋」。

イメージとしては、頑固な寿司職人さん的な、苦虫を潰した難しい顔をして、己の作品に没頭する人の感じだ。

星一徹的な感じもする。

その星一徹の「かじ屋」が「愉快」なのだぞ・・・。

怖い。

いったい、星一徹の身の上に何があったのか?

そっちが気になる。

随分と長い間会っていない孫が、久しぶりに実家にでも帰ってくるのか?

曲の明るさを考えるとたしかに「愉快」だ。

少なくともトラジック「悲愴」ではない。

でも、この曲のメロディーには、例えば、「妖精」とか「蝶」とか「タンポポ」とか「小鳥」とか、百歩譲って「おもちゃ屋さん」とか、そんな可愛い感じがピッタリなんだよなぁ~個人的には♪

でも、「かじ屋」なんよ!

もし、ヘンデルの原曲名の直訳だとすれば、ヘンデル恐るべし!

「戦慄のかじ屋」

「かじ屋の嘆き」

「クレイジーかじ屋」

色々考えてみるけれど、ふ~ん、なるほどなぁ・・・。

これはこれで冷静に考えると、タイトルとしてはよく出来ているのかもしれない(納得)。

ん~やっぱ・・・・

「愉快なかじ屋」がシュールとすら思える!

もはや「愉快なかじ屋」が格好良いとすら思えるようになった。

もし、僕が「かじ屋」と言うフレーズを使いたいなら、

今は、はっきり言って、「愉快なかじ屋」に勝つものはない。

そうだ、これしか無いのだ。

「愉快なかじ屋」

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