MINORU NIIHARA "ROCK ME BABY!!!"

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GREETING & 四方山話etc

8月7日

2011年08月07日 23時20分52秒 | GREETING
66年前の8月6日、午前8時15分、広島に原爆が落とされた。

第二次世界大戦中、原爆を落とされる頃の日本はすでに足腰が立たないほどに痛めつけられていて、ボクシングの試合で例えるなら、タオルが投げ込まれるような状態であった。

要するに、日本は最早戦える状態ではなかったわけだ。

そんな日本に原爆を、それも2発、落とす必要があったのかね?

アメリカにはあったんやろな・・・色んな理由でな。

そして、あれから66年が経過した。

戦後生まれのわしは、アメリカの文化にどっぷり浸かって成長した。

で、もし今「アメリカが憎いか?」と問われれば

「いや」と答えるな。

戦後教育のせいなのか?

いや、日本人の国民性・気質なんやろか?

「アメリカよ謝罪と賠償~~」とかにはならんのな。

そんなこんなを思いながら観た今日の「たかじんのそこまで言って委員会」

いやぁ~凄かったな。

アメリカ人論客3人と日本人論客8人で「原爆」のことやら「自虐史観」やら徹底討論。

いやぁ~武田先生など言いたい放題で、見応えありました。

こんなことが出来るのも「日米の信頼関係」があるからやろな。

この「原爆の歴史」を「アメリカ憎し」として政治利用せず『平和への祈り』とするところが日本人の凄いところではないかと、ずっと思ってきたんよ。

人によっては、それは「左翼の影響や」とか「戦後自民党政権の影響や」とか言う人もあるかも知れん。

『アメリカに守ってもらってるから「アメリカ憎し」なんて言えんやろ!』って言う人もおるやろうけど。

わし、原爆投下は非人道的な極悪犯罪やとは思うけれど、アメリカ人が憎いと言う気持ちは全くないのな。

これは一言で言うと、戦後、アメリカががっつり日本をコントロールして、「反米教育」を徹底的にやらせなかったからやろな。

教育って凄いな。

ひょんなことから見つけた、お馴染みテキサス親父の発言も興味深い。

でも、この親父さんは親父さんで、「原爆」に関しては胸中複雑なんかも知れんな。

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今朝、ジョー山中さんが亡くなりました。

昨年、一緒にステージに立てたのが最後の思い出。

楽屋で色々話をしてくれました。

「うちに遊びにおいでよ!」と言ってくれて、本当に笑顔が素敵なお方でした。



ジョーさんともっとお話がしたかったです。

とても寂しいです・・・

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