MINORU NIIHARA "ROCK ME BABY!!!"

Music/Movie/Vocalism/Book
GREETING & 四方山話etc

田端義夫さん。

2013年04月26日 08時02分01秒 | GREETING
おはよ~さん。

6時半起床。

バタやんこと田端義夫さんが亡くなった。



歌手である。

田端義夫さんのことを知る若い人は少ないだろうな。

当然である、享年94歳。

ワシのオヤジの憧れの歌手であった。

オヤジがどれほど憧れだったかと言うと

オヤジがまだ20代の頃、田端義夫さんの所へ行って

「弟子入り志願」するほどだ。。。(笑

結局、オヤジの弟子入りは叶わず、そのままサラリーマンになった。

そしてわしが産まれた。

ワシがまだ小学校の低学年の頃、弟子入り志願した頃のオヤジの写真を見たことがある。

頭をポマードでリーゼントにしてテカテカに固めて、エルビスのようにスーツを着てギターを肩にかけ、どこかのステージの幕の前でポーズを取っている写真だった。

どういう経緯で、オヤジがその写真を撮ったのかは不明だ。

ライブでもやったのだろうか?

それとも、宣伝用のアーティスト写真だったのだろうか?

「お父ちゃん、ギター弾けるの?」

わしはオヤジに聞いたことを覚えている。

オヤジからの答えは覚えていない・・・

若気の至りとは言え、オヤジが歌手になりたかったと言う事実が微笑ましい。

で、ワシはしっかりその血を受け継いでいるのだ(笑

今から思えば、オヤジは息子がプロの歌手になったことをどう思っていたのだろうか?

聞くだけ野暮だね。

先ほど、田端さん生前のインタビューをやっていた。

田端さん曰く、「歌う時は、上手に歌うとか考えない。歌い始めると、無我の境地になり、歌の神髄に入リ込むのだ。」

歌の極意である。

合掌。

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