電話から聞こえた
誰だか分からない声
耳が痛くなるほど
大きな声で笑う彼は
何度も私に言ってくれた
君の描くものが好きだ
いくら時がかかっても
続けたことは無駄じゃないと
一枚の絵を温かく包んでくれた
迷い苦しんで定めた
唯一の道は狭くて遠くて
生ぬるい言葉は喉を通らない
けれど貴方は笑ってくれた
時を越えた意味を教えてくれた
それが本当は
本当に欲しかった
無謀でも真直ぐな優しさで
私の望んだ夢を誇ってくれた
私の臨む未来を誘ってくれた
だからもう
その笑い声が聴けないのが
悔しさで溢れだすの
出しそびれた一枚の手紙
その代わりに私は描きます
銀杏の並木道で手を振って
送り出してくれた
大きな声と顔の優しさに
私、絶対受かるから。
応援してくれた、叔父さんのためにも。本当に嬉しかったから。私、芸大頑張るから。天国で見守ってて下さい。頑張って描くから。本当に頑張るから。
叔父さんの応援、凄く嬉しかったんだ。芸大、何浪してでも頑張れって。本当は言ってほしかったから。ありがとう。本当に、ありがとう。
誰だか分からない声
耳が痛くなるほど
大きな声で笑う彼は
何度も私に言ってくれた
君の描くものが好きだ
いくら時がかかっても
続けたことは無駄じゃないと
一枚の絵を温かく包んでくれた
迷い苦しんで定めた
唯一の道は狭くて遠くて
生ぬるい言葉は喉を通らない
けれど貴方は笑ってくれた
時を越えた意味を教えてくれた
それが本当は
本当に欲しかった
無謀でも真直ぐな優しさで
私の望んだ夢を誇ってくれた
私の臨む未来を誘ってくれた
だからもう
その笑い声が聴けないのが
悔しさで溢れだすの
出しそびれた一枚の手紙
その代わりに私は描きます
銀杏の並木道で手を振って
送り出してくれた
大きな声と顔の優しさに
私、絶対受かるから。
応援してくれた、叔父さんのためにも。本当に嬉しかったから。私、芸大頑張るから。天国で見守ってて下さい。頑張って描くから。本当に頑張るから。
叔父さんの応援、凄く嬉しかったんだ。芸大、何浪してでも頑張れって。本当は言ってほしかったから。ありがとう。本当に、ありがとう。